cafe de sou-ryu

ほっと一息
ちょっと休憩しませんか?

What is your color?

2009年08月05日 21時36分41秒 | cafe

こんばんは。
本日の京都は、お昼頃までは満点の晴れっぷりでしたが、
お昼過ぎから急降下。少し小雨が降っていました。
でも、夕方からは再び晴れ、今日は青みがかった薄橙色の
きれいな暮色が夕空を染めていました♪



さて。
突然ですが、みなさんのお好きな色って何色でしょうか?


…とはいえ、あまりに唐突でしたね。
実は昨日、宗流は会社でカラーアナリストさんに
仕事でのカラーコーディネイトについてのお話を伺ってました。
なので、ふとそんな事を思ってしまいました。


私の会社の中には「色」がたくさんあります。
和装小物の生地・刺繍の糸・色見本など、色がなければ
仕事にならないと言っても過言ではありません。
で、その「色」を効果的に見せるお話を伺っていたのですが
専門的な事はさておき、本日のお話は
日常生活の中でお使い頂ける「色」についてのお話です。


「好きな色と、似合う色は違う」
こんな言葉をお聞きになった事はありませんか?
実はこれ、あながち間違いでもないのです。
人にはそれぞれ、肌の色・髪の色・瞳の色など、
個人の特徴があります。
またそれは「色」という観点から見た場合、
その個人と言う土台に組み合わせる色によっては、
顔色の映り等に大きく影響してきます。


個人に似合う色は、概ね4つに分類されると言われています。
(spring summer autumn winter の4つ 分類の目安は→こちら

もちろん、このカラー分類しか似合わないかというと、
そういう訳ではありません。
顔立ちや雰囲気、また体型によっても若干変わってきますし、
あくまでも現在の肌や髪などの色により分類されたもので
顔色に対して映りがいいという、一つの基準に過ぎません。


ですが、これを知る事で今まで身に着けなかった色が
実は似合う色だった、という発見にもなるのです。
逆に、好きな色が顔映りがよくないと知れば、
メイクで色や明るさを足してあげたり
首周りから離したデザインのもので
色から受ける印象を和らげたりする事も可能です。
そう思うと、案外それも無意味とは言えないのです。



できれば、好きな色が似合う色でありたい、と願うものですが
人の持っている個性と、好みの色は必ず比例する訳ではありません。
でも絵を描く時に、全体のバランスを取るのに、
補色でどこかに色を補ってあげたり
少し色を混ぜて濃度を変えたりするように、
自分という無地キャンバスに色を挿して、
美しい一枚の絵を仕上げる。
そう考えるとオシャレにも幅が出るのではないでしょうか?
宗流はそう思っています。


自分らしく輝ける色、そんなカラーに出会えますように♪






「本日の café BGM ♪」




今日の♪は、宇多田ヒカルの「colors」です。
色ってホントに不思議なものです。
どんな色を選ぶかにより、見た目だけでなく
気持ちや意識まで変える効果があります。
そんな「colors」と、うまく付き合っていきたいものですね。





colors   song by 宇多田ヒカル





ミラーが映し出す幻を気にしながら
いつの間にか速度上げているのさ

どこへ行ってもいいと言われると
半端な願望には標識も全部灰色だ

炎の揺らめき 今宵も夢を描く
あなたの筆先かわいていませんか

青い空が見えぬなら青い傘広げて
いいじゃないか キャンバスは君のもの
白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今は真っ赤に誘う闘牛士のように

もう自分には夢のない絵しか描けないと言うなら
塗りつぶしてよ キャンバスを何度でも
白い旗はあきらめた時にだけかざすの
今の私はあなたの知らない色…








いまの私は、情熱的な赤かしら
それとも静かに佇む青かしら
私というキャンバスに、あなたはどんな色を落とすの?
私は、その色に染まる事があるのかな…。





宗流


和装小物 宗流
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