のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2021.12.04のお稽古

2021-12-06 15:15:49 | 茶道
もう師走、コロナ禍はまだまだ続くようす。
先週、奥伝の稽古でしたので、竹台子を仕舞わずに台子の稽古です。

待合の短冊は「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)
禅月大師の詩の一節、一山尽きてまた一山、語り尽す山雲海月の情から。



床  「吾唯知足」(われただ、たるをしるのみ)
     大徳寺 長谷川 寛州筆



花  玉之浦椿 虎の尾の照葉
花入 瀬戸の鶴首



台子で薄茶です。
薄器は宝尽くし蒔絵の金輪寺、茶碗は師の喜寿祝いをした時の、師からのお返しです。
見込みに「喜」と白く書かれています。



濃茶の貴人点。



長緒。

新人さんは、盆略点前(二回)と平点前で茶を点てるまで。

菓子  スウィートポテト・芝舟・長生殿