のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2022.04.02のお稽古

2022-04-02 19:23:41 | 茶道
4月になったので、透木釜を用意しました。
透木釜の目的は、暖房も兼ねている炉の火を隠すことです。
なので、今日のように冬に逆戻りしたような日にはそぐわないのです。
5月の初風炉や11月の炉開きとは違い、あくまでも気候に沿って行うことが求められます。
とは言え、稽古ですので敢えて透木釜で行います。


花  貝母・黒椿・金魚葉椿
花入 萩(十三代陶兵衛)掛花入


花  山吹草・胡蝶侘助
花入 備前筒花入
薄板 杉木地




初炭手前
透木の扱いを習います。

今日は小習の稽古です。
長緒・流し点(I)
長緒・入子点(K)
薄茶運び点前・薄茶棚点前拝見有(Y)
初炭手前・貴人清次薄茶点前(O)

長緒点前
水指(萩)
茶入れ(内海ダイカイ)・仕覆(永観堂)
茶碗(大樋)
茶杓(四代仙叟写し)




稽古終了後は、近くの「大堀川(小川)」沿いの桜並木を鑑賞するために車ででかけました。
満開の桜の中に、一本の菊桃が深紅の花を付けていたのが印象的でした。