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十和田市の「鯉双郷」等を訪ね帰路へ

2024-11-05 00:17:42 | 東北&北海道 夏の花旅

 十和田市深持の「鯉双郷」に12時半ごろに到着しました。

 


 花は終わっている筈ですが、念の為に受付で「全国のハナショウブ園を訪ね歩いています。花はまだ咲いていますか?」と聞いてみました。

 

 すると「一部でまだ花が見られ」との回答を頂けたのです。

 

 ラッキーでした。


 花が咲いていなければ、入園口だけ撮影して帰るつもりだったのです。
  

 

 園内に入ると、アジサイが見事な花を咲かせていました。

 


 園内各所でアジサイが存在感を示します。


 私は私の「アジサイのガイド」に「鯉双郷」を追加すべきと判断しました。

 


 ハナショウブは季節を終わりかけていましたが、今回訪ねたハナショウブ園の中では最も多くの花を見せてくれました。

 


 広い園内のあちらこちらで、絵になる景色を作り、

 

 
 ハナショウブの種類は450種、15万株と記されています。

 

 
「ご案内」によれば、


 4月下旬はシラネアオイとクリスマスローズ、5月下旬はルピナス、6月中旬にシャクヤク、そして6月中旬~7月中旬にハナショウブが楽しめるそうです。


 園内に小川が流れ、

 


 季節になると小舟に乗ってジュンサイ摘みが楽しめる池があり、

 


 ネグンドカエデの美しい葉が、みちのく夏の日差しを浴びていました。

 

 

 園内を見終え、「また一つ、再訪すべき花園を見つけた」と思いながら「鯉双郷」を後にしました。

 


 次の目的地は三沢市の小田内沼です。


 6月中旬から7月下旬に花を咲かせるスイレンを確認するつもりでした。


 14時過ぎに小田内沼の岸辺に立つと、沼の中央付近にスイレンが葉を茂らせています。


 厚い雲が空を覆い、花の開きが悪く、見た目が良くありませんが、スイレンを確認できただけでも「良し」とすべきでしょう。

 


 時間に余裕があるので、次に、ニッコウキスゲが咲く八戸の種差海岸へ向かうことにしました。

 

 季節は過ぎましたが、種差海岸は海浜植物が豊富なので、別の花に出会えるかもしれません。


 小田内沼から東へ走り、三沢市淋代で、国道338に入りました。

 

 

 県道19号を経由して八戸大橋を渡り、

 


 15時過ぎに種差海岸に到着しました。

 


 海岸を散策し、スカシユリやコケモモの実を見つけました。

 

 

 

 しかしそれ以外に収穫はなく、花の季節は既に終わったようです。

 


 そこで私は、花の旅もここで終えることにしました。

 

 東京へのロングドライブを決心し、三陸沿岸道路を走り始めました。

 

 

 私はこの旅の3か月後、「ハクサンカメバヒキオコシ」確認の為に下北半島を再訪しました。

 

 しかしその内容は、植物調査がメインなので、「好奇心の植物観察」に記すべきかなと迷っています。

 

 なのでとりあえず、一旦終了とさせて頂きます。

 

 

「花の旅」の全て 「花の旅」 総合目次

 

ニッコウキスゲ(等)の名所

 

ハクサンカメバヒキオコシを青森県下北半島で発見か

 

筆者のホームページ PAPYRUS

 

 

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