BSプレミアムで
内田吐夢監督作品「飢餓海峡」再見。
何度観ても色あせることない傑作ですね。
ぐいぐい引き込まれ
三時間の尺を感じさせません!
役者が全員もう上手いですしね。
嵐の津軽海峡のどさくさ
八重の東北弁のセリフの数々、爪
恐山のイタコに怯える犬飼
八重と父親のたたずまい、温泉での会話
高倉健演じる正義感が強い若い刑事と、
伴淳(いつも咳をしている)の老練刑事と署長の深み
芸者置屋の女将沢村貞子と亭主
成功した犬飼の家、 ちょっと冷たい感じの妻
八重との再会
船の上での犬飼の表情の変化
そして
お経!!
毎回見るたび言いようのない感動に包まれますが
今回は犬飼の心の闇に協調してしまい
八重が会いに来た時は恐怖の絶頂に!
唱えられるお経と相まってホラーのように恐ろしく感じてしまいました!!
今置かれている状況のせいなのか。
すごい作品ながら
コロナ禍の中で観るには少々キビシかった~~
今日のBSプレミアムの午後の映画は「キリングフィールド」だとか??
これも名作には違いないけど、重いわ~