里見浩太朗がBS日テレの
コロッケ司会のトーク番組
「コロッケ千夜一夜」に出ていた。
時代劇映画の大スターという
イメージとは裏腹に
すごくフランクで饒舌、
驚くほどの茶目っ気がある方なんですね。
最後の水戸黄門様としても有名だけど、
役作りには苦労したとか。
東野英治郎や西村晃に比べると
どうしても映りが若く(特に目が)、年齢を重ねた渋さが最後まで出なかったそうだ。
確かに、助さん格さんより強そうな黄門様でしたね。
広い撮影所内で移動する際、
扮装したまま、
バイクで飛ばしていたとは笑った。
名前を呼ばれて振り返る時のアクション、
現代劇バージョンと時代劇バージョンの「間」の違いも
演じて見せてくれましたよ。
好きな俳優さんとして
鶴田浩二をあげ、傷だらけの人生を謳って聞かせてくれた。
なんでも、俳優より歌手になりたかったとのこと。
その点は杉良太郎や松方弘樹に似てますね。
哀愁のある鶴田版に比べ
からっとした明るさがあったのはやっぱり持ち味か。
水戸黄門のテーマ、「ああ、人生に涙あり」(作曲:木下忠司!)を
「これは黄門様が歌う歌じゃなくて、助さん格さんが歌う歌なんですよ」
と言いながらもコロッケと仲良くデュエット。
すっと背筋が伸びた立ち姿は
78歳とは思えない若々しさでした!
筆者は
幼少の頃、東映時代劇を見て育ちました。
当時は銀幕のスターとして
雲の上の存在だった方々が
テレビで意外な素顔を披露する時代がくるとは
夢にも思わなかった!
おしゃべりで明るい高橋英樹とか、
小林旭と浅丘ルリ子が「もう時効だから」と言いながら
公然と男女関係をばらすなど、ビックリすることばかり。
里見浩太朗様のお勧め時代劇:
「十三人の刺客」でのイケメンぶりは必見ですぞ!