地球に忍び寄る小惑星

　ほぼ１年前、昨年２月に「地球共有軌道（コービタル）小惑星」の話題をこのブログで書きました。
URLはこれです⇒
ｈttp://blog.goo.ne.jp/ss18m/e/5264cc2d150ec9f69219370f0476d1bf

　今日、"UNIVERSE TODAY"というWEBを閲覧していたら大変面白い記事を見付けました。
URLはこれです⇒http://www.universetoday.com/2009/01/25/strange-asteroid-2009-bd-stalks-the-earth/
　「未知の小惑星BD2009が地球に忍び寄ってくる」という記事です。記事によると今月NASAが発見した、直径10メートルほどの小惑星BD2009は、何と太陽を回る公転
軌道がほとんど地球の軌道と重なっているというのです。ほんの少し地球より遅れて太陽を回っており、地球に一番接近すると64万4千キロの距離だそうです。月までの距離の1.6倍余りです。このBD2009が地球に衝突する可能性は無いそうです。
　
　しかし興味深いのは、地球軌道と重なっていて、地球からの距離がこの程度であれば探査機を送り込むことは容易であるということです。ひょっとするとロケットを取り付けて地球に持ってくることも可能かもしれません。

※写真はBD2009の軌道です。NASAジェット推進研究所（JPL）のホームページから引用させていただきました。青い線がBD2009の軌道です。