博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

聖藩文庫

2006年06月17日 | 文化・社会
 今日は、石川県の南部にある加賀市立中央図書館に会議があって行ってきました。同図書館には「聖藩文庫」という、江戸時代にこの地に存在した大聖寺藩が収集した蔵書があります。蔵書の内訳は、国書1,165点の内、歴史地理部門が580点で、全体の半ばを占め、その内の310点が日本の雑史、多くは軍記類です。文学部門が141点で、その半数の70 点が漢詩文です。詳しい解説は、同図書館ホームページhttp://www.kagalib.jp/seihanbunko.htmlをご参照下さい。写真は聖藩文庫の中です。こうした古書の文化的集積をこの地域の人々は誇りにしています。加賀市としては文化的集積を充実させて地域の特色を強めたいという願いを持っています。この日の会議も図書館の充実のために市民の意見を聞くという会議で、主婦を中心に30人以上の人々が集まっていてその熱心さに驚きました。
 



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