博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

イスラエル国内の声

2023年12月15日 | 時事
 上の記事は、本ブログ主が9年前の2014年8月5日に本ブログに投稿した記事です。イスラエルの主要都市テルアビブにおいて、イスラエル軍が2014年7月26日に行ったガザ地区への無差別攻撃に反対するデモを行う約7,000人のイスラエル国民です。「これ以上殺すな」、「直ちに戦闘停止」、「イスラエル兵士を我が家に(ガザから)帰そう」、「ユダヤ人とアラブ人は断じて敵対しない」などのスローガンを掲げていました。この時のイスラエル軍の攻撃は、51日間にわたって行われ、 死者2,251人(うち70%が女性や子どもを含む民間人)、 負傷者約11,000人、全壊・半壊家屋18,000戸という大きな被害がもたらされたと報道されていました。
 以上は今から9年前のガザ地区の状況を本ブログで紹介したものです。この時から9年が経過した2023年12月現在、さらにさらに現地のガザ地区現地の状況がひどくなっていることに愕然とします。10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル一般国民への攻撃は決して許されるものではありませんが、そもそもハマスがガザ地区の実権を握って以降、2008年から15年間にわたってガザ地区を封鎖し市民への大規模軍事攻撃を、ほぼ2年ごとに行い多数の犠牲者を出してきたのはイスラエル側なのです。上記の2014年の2千人以上の死者を出したイスラエルの攻撃もその一環です。イスラエル政府のガザ地区住民への攻撃と迫害は、既に2008年から15年も続いており、今回の事態でますますひどくなっています。イスラエル政府に対する非難はアラブ諸国だけでなく、これまでイスラエル政府を支持してきた欧米諸国でも広まってきています。一方で、こうした非難が反ユダヤ主義と結びつくことも各方面で警戒されています。本ブログでは以前から、この問題を取り上げてきました。ブログ主は、950万人のイスラエル国民の全員がイスラエル政府の一般市民を巻き込む軍事行動を支持している訳ではなく、上記の2014年8月の記事のように反対運動を行うイスラエル国民も大勢いるということを紹介してきました。こうした人々の声が日本で報道されることは残念ながら少ないと言えます。本ブログでは、こうしたイスラエル国内の声を機会を捉えて紹介したいと思います。
上記の記事の元記事です。
 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/ss18m/e/854d18fc7f358af21085403dd8b76611

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