今日も雨

　当地は日曜から雨が多く低温傾向です。

　じゅんじさん、コメントありがとうございます。
　北朝鮮の韓国哨戒艦への攻撃が意図的なものという推測に少し疑問を感じています。報道等の推測では、昨年11月10日の黄海での銃撃戦への報復といった見方がされています。しかし5月3日から金正日総書記は中国を訪問していました。訪中の目的は対朝援助の拡大や後継者に関する理解を得るといったことでしょう。そうだとすると北朝鮮の3月の行動は中国の面子を潰すことになります。中国はアジアの地域大国として北朝鮮を六か国協議の場に引き戻すためのリーダーシップの発揮をアメリカなど主要国から期待されています。それに今、黄海の向こう側の上海では国際協調の象徴である万博が開催されています。その面前で北朝鮮が率先して戦火を引き起こすなど、中国にとって悪夢以外の何者でもありません。あらゆる面で北朝鮮の行動は中国の面子を潰すものです。中国の対朝支援など吹き飛んでしまうでしょう（未だ中国政府は北の犯行に半信半疑なようですが魚雷の破片という物証がある以上はいずれ態度を明確にせざるをえなくなります）。
　そう考えると北朝鮮は数少ない味方を失うことになります。それが私の害意を含んだ過失という仮説の根拠です。それとも絶対にばれないという楽観でもあったのでしょうか。80年代のKAL機爆破事件やラングーン爆弾テロ事件のような先例もあるのでありえないことでもないかもしれませんが、今は時代が違います。もちろん先日も記しましたように仮に過失だとしても北朝鮮の謝罪と賠償は不可欠だと思うますが。