ただ個人的な釣行日誌

すみずみまで読んでください

ボ一トクレ一ンを製作した

2019年11月13日 21時40分59秒 | 釣り
若い頃より、各港のスロープにお邪魔させていただかせて貰うたびに、こういう日がいつか来る筈だろうと、確信していたわけである。

とうとうその日が、ある暑い日に、突然来た。

今までも、作ろう作ろうとは思っていたのだが、仕事が忙しく、実行に移せないでいた。

変な話だが(しかし本音ではあるが)、お世話になっているスロープの閉鎖を通達されて、仲間と顔を見合わせ、もう他にはないよねという空気が漂ったとき、なんか急に目の前が明るくなったというか、肩の荷がおりたというか、急にすがすがしい気持ちになったのが、本当のところだった。

この手のブツを製作するのは、超得意分野だし、下手をすると本業より得意かもしれませんな。

ゴロゴロ押して行くより、吊って下したほうが体力の消耗も少ないのは、わかりきっているし、しかし、自分の会社だと言っても、他の者に本来業務をやらせて私だけ切ったりくっつけたり、穴をあけたり、バリを除去したり、はたまた塗装したり、正直嫌がられるし、士気を下げるし(もうすでに最低まで下がっているかな)、残暑厳しい中だったし、矢鱈と面倒なわけである。

想像するだけで面倒くさく、安易なゴロゴロに依存する十何年間だったわけである。

その間、多くの知人、釣友に出会い、とても楽しかったわけであるが…。

大きく2タイプに分かれるボートクレーンだが…

ネット上で見つかるクレーンには、おおまかに言って、ヒッチメンバーを利用して、吊るタイプと、トレーラーにくっついていて、転倒防止のため牽引車のタイヤで踏みつけ、重石にするタイプがあるわけである。

それ以外に、ヒッチのレシーバーに差し込むタイプが、たぶんアメリカだと思うが、あるのだけれど、ドラム缶などの吊り上げ用って感じですね。

あまり突飛なものは、出てこないのである。なぜだか知らないが。

これらのタイプ、いずれかをそっくり真似してもよいのだが、釣り場における、ヨッコラショ的動作を少しでも少なくすることが出来ないものかと、今回挑戦したのが、この私のクレーンのスタイルなのである。



画像は自宅でのテスト風景である。港における画像は、なぜかあそこに行くと忘れてしまい、無し。

すでに二回実際の岸壁から下し、多くの見物人に見ていただいている。上げ下ろしは、とりあえずうまくいった。

家(仕事場)において、かなり面倒な作業をしたおかげで、出航場所においては肉体的な苦労が少ない。うれしい驚きだ。

ただ、釣友のS氏は方向性が私と大きく異なり、横着をしようとしたせいだろうと思うが、逆に体力を消耗する作業になってしまったようだ。本人も前より大変になったと嘆いている。

私の、完全車載型(シーズンオフ中はフォーリフトを使い、降ろして保管)が、自分で言うのもなんだが、一番簡単だと思う。ユニック付きトラックでも持っていたら別だが。

まあとにかく、体力の消耗が少なく、とても快適なため、また釣りに行きたくなってきたわけであるが、ちょうど海が荒れる時期の到来だ。

平日凪ぐのを祈ろう。

O氏!IN氏!一緒に仕事をさぼろう!連絡待つ。