紅葉が見たいと高尾山に行ってきました。
高尾山についてケーブルカーで展望台まで行きます。
残念なことに木々の色は悪いですよ。先日の雪で紅葉した葉が散ってきてしまったそうです。
展望台でお弁当を食べ薬王院に向かいます。
左が男坂、右が女坂で右の緩やかな坂をとろとろと歩いています。
ここにはカラス天狗が住んでいたみたいですね。
ムササビが飛ぶところのモニュメントがあります。
お勉強もしてきましたよ。
高尾山は、東京近郊の行楽地として有名ですが、元来は修験道の霊場であり、真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域となっているとのことです。
高尾山という名前から真言密教の聖地の一つ・京都高雄山神護寺に見立てられたこともあり天然の森林が守られてきました。
中世には、八王子城(慈護寺城)主北条氏康・北条氏照親子がこの山を保護し、氏照による「本山の竹木の伐採を禁じる」という
制札が薬王院に残されています。
江戸時代にも幕府直轄領となり八王子代官・大久保長安が山林保護政策をとり、その書状が同じく薬王院に残されています。
高尾山と天狗様
天狗様は飯縄大権現様の眷属(随身)として、除災開運、災厄消除、招福万来など、衆生救済の利益を施す力を持ち、古来より神通力をもつとされ、
多くの天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されています。
この様に高尾山は、飯縄信仰と共に天狗信仰の霊山としても知られております。
また、高尾山は修験道根本道場として知られており、山伏修行が随時行われ、昔は山伏が深山幽谷に籠もって難行苦行を重ね、
やがて高尾山の霊気と融合して、呪力、験力を体得して大先達となり、山伏の姿が天狗と同一視されることも多いとのことです。