祇園御霊会(祇園祭)発祥にはいろんな意味があある。
「平安の東日本大震災」貞観地震の被害者の鎮魂のため、
京に蔓延るマラリア、天然痘、赤痢、インフルエンザと言う疫病退散の為、
そしてもうひとつが長岡京遷都にまつわる疑獄
つまり奈良末期ゼネコンスキャンダル
「藤原種継暗殺事件」
で無実の罪を着せられて惨殺された早良親王らの霊を鎮めるため。
早良親王は即位せぬまま餓死させられる(若しくはハンガーストライキ?)が、
悪霊となって平安京で祟りまくる。
それをおさめようと今更ながら追諡されたのが
「崇道天皇」(但し、歴代天皇には数えられない)。
その幻の崇道天皇を祀っているのが、こちら崇道神社である。
なれ?なんで「崇導天皇」と「導」の字なんやろ?
幟はふつーに「道」やけど。
今や京都有数のパワースポットに挙げられるだけあって
縦長で結構広い境内は独特の雰囲気が漂う。
中でもきっどさんが気になったのは
境内にある小野神社。
この先の山中に小野毛人のお墓があり、
山道を行く人の為に杖が置かれてるんだけど
何故か十字架が。。。
因みに崇道神社蔵の
金銅小野毛人墓誌
は国宝に指定されている。