日月 *HIZUKI* 日記

 天然石、手作りアクセサリーのご紹介と店主の日記

清水甘露椀

2009-07-25 | 日記
いつも面白いお話を聞かせてくださるS先生から「清水甘露椀」をいただきました。
京都の清水寺のお土産です。

清水の霊水を飲むために作られた銘々椀なのですが、お椀の底にはお不動様を表わす梵字のカーンが刻印されていて、側面には守護神の青龍が描かれています。
清水寺といえば、千手観音様が有名なので、キリークだと思っていたのですが、音羽の滝を守っていらっるのは、不動明王様だということです。

当店の近くにあって、私が幼い頃からお世話になっている「清源寺」にも木彫りの千手観音様がいらして、ご開帳の時には清水寺のご住職が法話を聞かせてくださいました。
清水寺のご住職も清源寺のご住職も、自然体で親しみやすい方です。
そういえば、S先生も同じですね。
悟っている方こそ、普通で、自然なのかもしれません。

昨日の先生の言葉で心に残ったのは、般若心経の中の「観自在菩薩」
自分の中の菩薩様を観るということでしょうか? 

掌と掌を合わせて、少し離した時に感じるあたたかなもの。
それが命の源であり、宇宙最高の宝物であり、本当の自分です。
目には見えないないけれど、自分の中に確かに存在するものを観る。
お釈迦様の教えは、宇宙の真理と繋がっていますね。

我が家は、上市の城山の湧き水を飲んでいるのですが、今日からはこのお椀でいただこうと思います。
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