「吹上奇譚 第三話 ざしきわらし」を読み終えました。
以前にも書きましたが、このシリーズは、珍しく読むのに時間がかかっています。
何故かすぐに眠くなってしまいます。
面白くないからという訳では決してなくて😅
そのことをお客様にお伝えしたら、同じ感想をお持ちだったので、何かそういう本なのかもと納得していたら…
一昨日寝込んでしまい、昨日復活してから読んでみると、後半の部分を一気に読み終えました。
そして気づいたのは、読むのに相当なエネルギーを使うんだということ。
エネルギー不足だと、すぐに眠くなってしまうのかもしれません。
確かに三話の内容はかなりハードで、読んでいてもしんどかったです。
ばななさんの本は、いつも再生がテーマですが、今回の再生を助けているのは、こちら次元の人達だけではありません。
霊と呼ばれる存在や異次元の人達も登場します。
私は霊の存在している次元と繋がることはないのですが、何かのお役目があって繋がっている人はいらっしゃると思います。
このシリーズでは、そういうお役目のひとが命を削っている姿もあって、安易に憧れるものではないな…と。
それにしても、霊より怖くて悲しいのは生きている人間です。
だから異次元の力を借りないと再生できない時もあるのでしょうか?
こちら側の人の力だけでは無理なのだろうか?
私にとってすごくタイムリーな疑問でした。
ばななさん曰く、第四話は全てがへなちょこな墓守くんのへなちょこ度合いにかかっているそうです。
墓守くんは、墓守りをしながら必要な人や場所のために花束を作っています。
全てがへなちょこ…凄く身につまされる言葉なので、墓守くん頑張れ!と応援したくなりました。
第四話は、すんなり読める予感がします🍀