【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

「この世のすべてに対して無価値でいる存在には絶対になれない」

2018-06-11 20:15:50 | 引用
内田博史
今のままではいけないから頑張ると何度決心しても、何度も挫折したというヤツは多いはずだ。
これは、自己否定をしているからなんだ
今のままではいけない!!ってのは今の自分を否定しているって事である。
今の現状が気に入らない、つまり今の結果が気に入らないって事を「今の自分は価値がない」という解釈をしてしまっている。

自分の価値と結果というモノは本来、関係がないものだ。
例えば金がない自分はダメだと思ったととする。
でも、それは自分で決めた価値に照らし合わせて決めている事であって、絶対的な真実ではない。
例えば家族にとっては、金がなかろうがあろうが大切な存在であり、価値がある
ブスとデブは生きている価値がない、と思ったとしても世の中にはデブ専やブス専と言う好みのヤツもいる。
そういう者にとっては物凄く価値のある存在となるのだ。
事実、俺はブサイクであるが、今まで付き合った女の中にはB専門(ブサイク専門)の女が沢山いた。

ようするに、この世のすべてに対して価値のある存在には絶対になれず、
同時に、この世のすべてに対して無価値でいる存在にも絶対になれないと言う事だ。
しかし、人間は生まれてから結果と自分の価値が連動する環境で生きてきた。
勉強が出来ない成績が悪いと、親や先生に怒られたり、同級生にバカにされたりした。
ここで大きな勘違いが生まれる
勉強が出来ないとしても、存在自体の価値は何も変わらないって事なんだがこの場合、けなされたり怒られた方は、「自分は価値がない」と思い込む。
つまり、「人格や自己を否定された」と思い込むワケだ。

社会人になってもミスをすれば上司や先輩に怒られる
契約の取れない営業は給料泥棒と言われる。
スポーツ選手は、常に結果を求められ結果が出ないと、引退なんて事になる。
営業マンとして結果が出ない事を、人間として価値がないと思い込み、自己否定して、自己嫌悪に陥る。
自己否定をするとやる気がなくなる
結果が出ない事を恐れて、上手くいかないかもしれないのに苦労は嫌だと、努力する事が面倒になり、やらなきゃいけない事を先延ばしにする。
または、現実逃避や理論のすり替えと言ったことを始める。