これが、キュービズムです。
日本一わかりやすいキュービズムの説明をします。
子供は、自動車を描くとき、このように描くそうです。
どうしてでしょう。
なぜなら、タイヤは4つあるからです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは、見える通りではありません。
知ってる通りです。ピカソはこれをやったのです。
見える通りなら、タイヤは二つです。反対側に回らなければ、後の二つは見えません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピカソは、見える通りの絵画から、知ってる通りの絵画に変えてしまったのです。
一つの形態を把握する場合、一つの方向から見たのでは、その本当の形は掴めない。
その例をお示しします。
簡単です。
ここに、このような円があります。しかし、この形は全体がどのようなものであるかは、わかりません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/4e/6eed079c759537ed45def1454237144a.jpg)
すこし、動いてみたら、円柱でした。円錐でした。半分の球でした。ということがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ff/26ab3cbf316c5bd5c1d3005142b112eb.jpg)
だから、形態を把握する場合、一つの視点から見たのでは、全体が掴めないのです。
ピカソがやった、キュービズムとはこれです。
一つのものを、いろいろな角度から見て描いて、それらを一つの画面に再構成する
それが、キュービズム絵画でした。
これで、終わりです。簡単でしょ。
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画家は、色と形を使って、哲学をするのです。ピカソの場合は、このように見る点を増やすことで、形態を把握するという試みをやりました。
これは、目的は違いましたが、セザンヌもやっていることでした。
難しく言うと、多視点の絵画と言います。ピカソはこれをやりました。
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Q1、どうして、こんな絵を描き始めたのでしょうか。
答え、 やはり、ピカソは自分独自の絵画を求めて探していました。
Q2、きっかけは何ですか。
答え、
子供たちが道で地面に絵を描いて遊んでいるところに通りかかり、子供たちとお話をしていたら、ある子供がマッチ箱のようなものを描いていて、ピカソは「もっと違う風に描けない?」と話しかけたら、いろいろ無邪気に描いてくれた結果、最後にその子供が箱をバラバラに壊した絵を描いたのだそうです。
それを、見たピカソは、「あっ、これだ!」と思ったそうです。
そして、キュービズムを始めたのだと。
それは、箱の展開図でした。
そこから、形態をバラバラに壊して、再構成する絵画を始めたのです。
ピカソは、世界中のだれもやったことのない絵画を探していたのです ね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかし、最初のアビニヨンの娘たちという絵は、みんなから馬鹿にされましたよ。
ピカソは、狂ったといわれ、「その内、あの絵の裏で、首を吊るだろう」と言われました。「やはり天才とは、狂人と紙一重だね」と言われました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
正面向きの顔に、横向きの鼻。 横向きの顔に、正面向きの目。を合成させた絵が誕生しました。
日本一わかりやすいキュービズムの説明をします。
子供は、自動車を描くとき、このように描くそうです。
どうしてでしょう。
なぜなら、タイヤは4つあるからです。
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これは、見える通りではありません。
知ってる通りです。ピカソはこれをやったのです。
見える通りなら、タイヤは二つです。反対側に回らなければ、後の二つは見えません。
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ピカソは、見える通りの絵画から、知ってる通りの絵画に変えてしまったのです。
一つの形態を把握する場合、一つの方向から見たのでは、その本当の形は掴めない。
その例をお示しします。
簡単です。
ここに、このような円があります。しかし、この形は全体がどのようなものであるかは、わかりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/4e/6eed079c759537ed45def1454237144a.jpg)
すこし、動いてみたら、円柱でした。円錐でした。半分の球でした。ということがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ff/26ab3cbf316c5bd5c1d3005142b112eb.jpg)
だから、形態を把握する場合、一つの視点から見たのでは、全体が掴めないのです。
ピカソがやった、キュービズムとはこれです。
一つのものを、いろいろな角度から見て描いて、それらを一つの画面に再構成する
それが、キュービズム絵画でした。
これで、終わりです。簡単でしょ。
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画家は、色と形を使って、哲学をするのです。ピカソの場合は、このように見る点を増やすことで、形態を把握するという試みをやりました。
これは、目的は違いましたが、セザンヌもやっていることでした。
難しく言うと、多視点の絵画と言います。ピカソはこれをやりました。
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Q1、どうして、こんな絵を描き始めたのでしょうか。
答え、 やはり、ピカソは自分独自の絵画を求めて探していました。
Q2、きっかけは何ですか。
答え、
子供たちが道で地面に絵を描いて遊んでいるところに通りかかり、子供たちとお話をしていたら、ある子供がマッチ箱のようなものを描いていて、ピカソは「もっと違う風に描けない?」と話しかけたら、いろいろ無邪気に描いてくれた結果、最後にその子供が箱をバラバラに壊した絵を描いたのだそうです。
それを、見たピカソは、「あっ、これだ!」と思ったそうです。
そして、キュービズムを始めたのだと。
それは、箱の展開図でした。
そこから、形態をバラバラに壊して、再構成する絵画を始めたのです。
ピカソは、世界中のだれもやったことのない絵画を探していたのです ね。
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しかし、最初のアビニヨンの娘たちという絵は、みんなから馬鹿にされましたよ。
ピカソは、狂ったといわれ、「その内、あの絵の裏で、首を吊るだろう」と言われました。「やはり天才とは、狂人と紙一重だね」と言われました。
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正面向きの顔に、横向きの鼻。 横向きの顔に、正面向きの目。を合成させた絵が誕生しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/76/2e11709ccdcfbb0afa55a575ae6c4358.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d5/851ab353f534ad2233ee82f6310bb1b0.jpg)