私は、本庄第一高校で美術部の生徒に県展の指導をしてきました。
1月から2月にかけてテーマ探しと構図の研究をさせましたが、その時に、生徒に言っていたことは、「先生に良いと言われて、喜んでいる人が多いけれど、先生、私はこのテーマと構図で県展に入選できますかと聞く人がいないね」でした。
私は、生徒が精一杯研究してそれがその子の限界なら、それが県展には程遠くても、そのまま描かせました。しかし、どうしても県展に入選したいなら、先生にこれで入選できるかどうかを尋ねなさいと言いました。そして、入選したいなら「これなら入選できる」と私に言われるまで、やり直しをしなさいと言いました。
もちろん、テーマと構図だけで入選するわけではありません。
しかし、私は80パーセントはそれで決まると思っています。
例え話をよくしましたが、入選が80点だとして、自分の描く力が30点しかなくても、テーマと構図で50点以上なら、入選に届くよと言いました。テーマと構図で10点なら描く力が60点でも届かないのです。
だから、テーマと構図という台があるとしたら、どのくらい高い台の上に乗るかで、入選というハードルに手が届くかどうかが決まるのだと話しました。
高校生だったので、無理を言わず、その子の意欲に合わせて、要求できる子にはそのようなアドバイスをしました。無理やりやると、要求が高すぎてやる気を失ってしまう子もいるからです。持ってくるたびに、ダメと言われていたら、嫌になってしまうこともありますからね。
しかし、今は大人に教えています。大人の方は人生経験が豊富で、その辺は分かっていますから、そういう意味の厳しさは要求できます。だから、高校生より指導時間が短くても効率よく指導することができるのです。
とにかく、テーマと構図ですね。できるだけハイレベルのテーマと構図にすることが良い作品を作る秘訣です。
1月から2月にかけてテーマ探しと構図の研究をさせましたが、その時に、生徒に言っていたことは、「先生に良いと言われて、喜んでいる人が多いけれど、先生、私はこのテーマと構図で県展に入選できますかと聞く人がいないね」でした。
私は、生徒が精一杯研究してそれがその子の限界なら、それが県展には程遠くても、そのまま描かせました。しかし、どうしても県展に入選したいなら、先生にこれで入選できるかどうかを尋ねなさいと言いました。そして、入選したいなら「これなら入選できる」と私に言われるまで、やり直しをしなさいと言いました。
もちろん、テーマと構図だけで入選するわけではありません。
しかし、私は80パーセントはそれで決まると思っています。
例え話をよくしましたが、入選が80点だとして、自分の描く力が30点しかなくても、テーマと構図で50点以上なら、入選に届くよと言いました。テーマと構図で10点なら描く力が60点でも届かないのです。
だから、テーマと構図という台があるとしたら、どのくらい高い台の上に乗るかで、入選というハードルに手が届くかどうかが決まるのだと話しました。
高校生だったので、無理を言わず、その子の意欲に合わせて、要求できる子にはそのようなアドバイスをしました。無理やりやると、要求が高すぎてやる気を失ってしまう子もいるからです。持ってくるたびに、ダメと言われていたら、嫌になってしまうこともありますからね。
しかし、今は大人に教えています。大人の方は人生経験が豊富で、その辺は分かっていますから、そういう意味の厳しさは要求できます。だから、高校生より指導時間が短くても効率よく指導することができるのです。
とにかく、テーマと構図ですね。できるだけハイレベルのテーマと構図にすることが良い作品を作る秘訣です。