バンクーバーオリンピック女子フィギュアーで、浅田真央ちゃんが銀メダルを取った。
本来なら、すごい!おめでとうというべきである。
しかし、この結果を本人もファンも満足していない。大変だなあと思う。
もちろん、他の大会では、何度も世界一になったことがあり、2008年度は完全にチャンピオンになっている。だから、金メダルを期待されるのだ。
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ただ、今回思うのは、キムヨナが最高の演技をして228点を取った。浅田は細かいミスがあったらしいが、それでも205点という高得点を取った。過去のオリンピックなら当然金メダルに値する得点である。
では、もし、浅田が今回ミスがなく、完璧な演技ができたとき、何点になっているのだろうと考えた。それでもキムヨナの点数に届かないとしたら、どうなのだろうと思うのである。
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実は、これが私が絵の指導をするときと、重なる。
私は、良い絵になるには、テーマと構図であると言っています。いくら生徒が上手に描いても、テーマと構図が悪ければ、良い絵にならないといいます。
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フィギュアースケートに限らず、スポーツには監督やコーチがいますが、特にフィギュアースケートの場合は、音楽を選ぶことから、それに合わせた振り付け、ダンス的な身のこなし、アクロバット的な回転の組み合わせなど全てコーチの仕事かなと想像します。
もちろん、それぞれの専門家のスタッフを作って、取り組んでいるのだろうなあとは思いますが、だとすると、選手が完璧な演技ができたとすると、何点の演技になるのかというのは、すべて、そのプログラムの内容にかかわってくるのだろうと思う。
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ならば、勝負は、このプログラムから始まっているといえます。
浅田もキムヨナも完璧な演技ができたとき、どちらが勝つかはプログラム次第なのです。
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絵の場合は、一位を取れるかどうかということを問題にすることは少なく、入選できるかどうかくらいで指導をするので、それほどの厳しさはないが、それにしても良い絵になるかどうかは、このスケートのプログラムと共通する部分があるのです。だから、絵を教える人はこの部分を軽く見ないで指導するべきだと考えています。
ただ、絵は監督やコーチがいて、その人の言うままに描くわけではなく、指導者は本人のやりたい意志を尊重しながらやるので、スポーツの場合とは違うだろう。
それとも、監督と選手はそれぞれの意見を出し合って、選手のやりたいことを聞きながらやるのだろうか。野球などは、本人がホームランを打ちたくても、監督の言うとおり送りバントを命じられれば、やるものだと思うので、選手の勝手を優先させることはないと思っているがどうなのだろうか。
私は、浅田が金メダルを取るにはどうすればいいかと考えている。
それには、まず、金メダルが取れるプログラム(テーマと構成)を作ることである。
それは、キムヨナが出す点数以上のものでなければならない。
だから完璧に演じたら228点以上が出るプログラムである。
キムヨナが失敗することは想定しないで、キムヨナが完璧であっても、浅田が完璧なら勝てるプログラムである。
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また、とんでもない発想から言えば、前転や後転は入れることができないだろうか。
本来なら、すごい!おめでとうというべきである。
しかし、この結果を本人もファンも満足していない。大変だなあと思う。
もちろん、他の大会では、何度も世界一になったことがあり、2008年度は完全にチャンピオンになっている。だから、金メダルを期待されるのだ。
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ただ、今回思うのは、キムヨナが最高の演技をして228点を取った。浅田は細かいミスがあったらしいが、それでも205点という高得点を取った。過去のオリンピックなら当然金メダルに値する得点である。
では、もし、浅田が今回ミスがなく、完璧な演技ができたとき、何点になっているのだろうと考えた。それでもキムヨナの点数に届かないとしたら、どうなのだろうと思うのである。
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実は、これが私が絵の指導をするときと、重なる。
私は、良い絵になるには、テーマと構図であると言っています。いくら生徒が上手に描いても、テーマと構図が悪ければ、良い絵にならないといいます。
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フィギュアースケートに限らず、スポーツには監督やコーチがいますが、特にフィギュアースケートの場合は、音楽を選ぶことから、それに合わせた振り付け、ダンス的な身のこなし、アクロバット的な回転の組み合わせなど全てコーチの仕事かなと想像します。
もちろん、それぞれの専門家のスタッフを作って、取り組んでいるのだろうなあとは思いますが、だとすると、選手が完璧な演技ができたとすると、何点の演技になるのかというのは、すべて、そのプログラムの内容にかかわってくるのだろうと思う。
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ならば、勝負は、このプログラムから始まっているといえます。
浅田もキムヨナも完璧な演技ができたとき、どちらが勝つかはプログラム次第なのです。
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絵の場合は、一位を取れるかどうかということを問題にすることは少なく、入選できるかどうかくらいで指導をするので、それほどの厳しさはないが、それにしても良い絵になるかどうかは、このスケートのプログラムと共通する部分があるのです。だから、絵を教える人はこの部分を軽く見ないで指導するべきだと考えています。
ただ、絵は監督やコーチがいて、その人の言うままに描くわけではなく、指導者は本人のやりたい意志を尊重しながらやるので、スポーツの場合とは違うだろう。
それとも、監督と選手はそれぞれの意見を出し合って、選手のやりたいことを聞きながらやるのだろうか。野球などは、本人がホームランを打ちたくても、監督の言うとおり送りバントを命じられれば、やるものだと思うので、選手の勝手を優先させることはないと思っているがどうなのだろうか。
私は、浅田が金メダルを取るにはどうすればいいかと考えている。
それには、まず、金メダルが取れるプログラム(テーマと構成)を作ることである。
それは、キムヨナが出す点数以上のものでなければならない。
だから完璧に演じたら228点以上が出るプログラムである。
キムヨナが失敗することは想定しないで、キムヨナが完璧であっても、浅田が完璧なら勝てるプログラムである。
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また、とんでもない発想から言えば、前転や後転は入れることができないだろうか。