土曜日は村役場とアカコッコ館主催の関係機関向けジオバスツアーが開催された。
火山研究の分野でとてもご活躍されている津久井先生、新堀先生、先日お世話になった
青谷先生(元三宅高校の地学の先生)、赤色立体地図を開発された千葉先生を
お招きして、4時間に渡って火山地帯や地層などを巡りました。
suggerはキュルルのガイドとしてメンバーと一緒に参加。
画像右側が千葉大学の津久井先生、マイクを持っているのが千葉先生。
三宅島には、まだまだ知らない火山景観や興味深い大地の恵みがたーくさん!!
ここは雄山山腹にある旧村営牧場跡。牛舎とサイロがかろうじて残っています。
2000年噴火でこの辺り一帯が荒野となり、今となっては貴重な宝がいっぱい!!
これは「カリフラワー状火山弾」とよばれるもの。
2000年の8月18日の噴火時に噴出したもので、マグマが地上に出たときにガスを
含んでいるが、ガス抜けるときに少し膨らむのだそうな。
そして、このようなカリフラワーのような形になって冷え固まるので、このような名称が
ついているそうです。
このサンプルは非常に珍しいようで、三宅島ではみることが出来ます。
そして、この地層では約7000年前の地層を見ることがでるんですよ!
上の方で少し侵食が進み、抉れている辺りが2500年前の噴火で降り積もった
スコリア(火山のしぶき)。
地層を読み取ることで、三宅島の火山史を知る手がかりになります。
意外におもしろくて、ハマってしまいます!!
そして、バスツアーが終わってからはアカコッコ館の視聴覚棟で意見交換会が開かれました。
今回は村役場や支庁、観光協会だけでなく、小中高の学校関係者、企業も含めての
バスツアーだったので、様々な職種の方々と意見交換することが出来ました。
先生方からよきアドバイスを頂けたり、非常に充実した1日でした☆☆
多忙にも関わらず、はるばる来てくださった先生方の熱い思いをひしひしと感じた。
suggerができることは、インタープリターとしてゲストに三宅島が作り出す自然の
素晴らしさと魅力を伝えていくこと。
そのためには、もっともっと勉強しなきゃなって改めて思った。
これから何をすべきなのか、少し見えてきた気がしました☆
津久井先生、新堀先生、青谷先生、千葉先生、塩谷さんお忙しい中、
ありがとうございました!!今後ともご指導よろしくお願いしますm(_ _)m
そして、参加されたみなさまお疲れさまでした!!

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