sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

ヤンバルクイナに出会えた~♪♪

2015年03月16日 | trip

国頭村はヤンバルクイナにちなんだお土産がいっぱい
現在では年々生息域が少なくなり、目撃される機会も少ないそうな

国道2号線にはあちらこちらにヤンバルクイナ出没注意!!や目撃した方は連絡して下さい!
などのポスターや看板がいっぱいありました。

ここ数年は生息数が増加傾向にあるが、沖縄本島北部の森のみで生息しているヤンバルクイナは
現在推定生息数1200羽ほどだそうな。2年前は1000羽ほどだったそうな。


そして、側溝はこんな形になっています
ヤンバルクイナは飛ぶための羽がないため、側溝にはまってしまったら上がって来れないので、
スロープ状になっていて落ちても道に上がって来れるような仕組みに工夫されていました

こういうの、大事ですよね?!
まさに人といきものの共生への一歩ですね

そして・・・

会いたかったヤンバルクイナに出会えた~

 

こちらは安田(あだ)にあるヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」で
飼育されているヤンバルクイナの「キョンキョン♀」です

ヤンバルクイナは縄張り意識が強く、自分のテリトリーには他の個体を入れない習性があり、
オス♂が縄張りに侵入してきても、蹴り飛ばして追い出すそうな^^;
なので、キョンキョンの展示スペースにもキョンキョン1個体しかいないのだ

しかも、ヤンバルクイナはとってもキレイ好きなのだそうな。
体や足、くちばしも何度も水で洗って、自分の体をキレイに保っているのだそうな

キョンキョン♀はとっても学習能力も高く、観覧スペースでカメラを向けられた時には
ポージングしたり、こちらをじっと見ていたり・・・

とにかく、手厚く飼育されていて、箱入り娘的な感じでした。今ではすっかり人気者

キョンキョンのお陰でじっくりヤンバルクイナの生態を知ることができました!
彼らのおっとりした暮らしぶりが時々、交通事故に遭ってしまう現実も垣間見れました

そして、私もヤンバルクイナになってみたわ(笑)

しかも、館内にはどこから来たか?日本地図にシールでプロットする
コーナーがあったのですが、伊豆諸島からは私たちが初めてでした

ここに来なければ会えなかったヤンバルクイナ

彼らが暮らすやんばるの森がいつまでも多様であり、変わらずあり続けますように・・・

コメント
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