sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

ほんとにピンク色なんです!!

2006年12月14日 | 鯨類

昨日、鯨類調査のエキスパートS氏に10月に香港で撮って帰ってきた
「シナウスイロイルカ」の画像を頂きました

 

この種は東シナ海、インドネシア、インド洋からオーストラリア北部の沿岸域で
生息していますが、時には河川や汽水域へも足を運ぶことがあります。

(この種の生態は分からない事が多く、亜種も存在するようで、スマトラ島を
 境に東側で生息している種を「シナウスイロイルカ」西側で生息している種を
 「ウスイロイルカ」と分類している場合もある)




この体型と、体色が独特ですね~
(特に上の写真めちゃくちゃかわいくないですか

このシナウスイロイルカは分布域や年齢、個体ごとに体色が変異しているようで、
香港にいるイルカはその体色から通称「ピンクイルカ」とも呼ばれています。
新生仔は暗灰色~灰色の体色で産まれてくるが、年をとるにつれて体色が薄く
なり成体になると白っぽい体色~ピンク色になっていくようです


                                                 photo by saino.s

香港では開発等で生息地が悪化しているといわれており、このままではこの周辺の
シナウスイロイルカは絶滅してしまう可能性があると危惧されてます
そんな中、今回のウォッチングでは20頭ぐらいの群れが姿を現してくれたようで、
たくさんの良い写真が撮れたようです

いつまでも人と生物がうまく共生できるような地球であってほしいですね
私も現状を知る為にお金を貯めてぜひ行ってみようと思います

 

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらも来月で終了!

2006年12月13日 | ネイチャーガイド

今日は月に一度の神戸にある専門学校での特別講義の日でした
神戸の学校での講義もいよいよ残す所あとわずかとなりました。

1年生はあと2回、2年生は次回がラスト

神戸には以前の専門学校で仕事仲間だった先生がたくさんいるので、
この学校へ講義に来るのは授業以外の別の楽しみもあります

今月も公私共にお世話になっている鯨類調査のエキスパートS氏と再会
久しぶりだったのでランチをご一緒する予定だったが、授業時間がずれて
しまったのでTさんと2人でランチへ

神戸に仕事に来るといつも行くカフェでいつもの野菜たっぷりマグロ丼
卵黄とマグロと野菜、サクサクのチップスがバランスよく絡み合って最高
パンも食べ放題なので、ランチ時は女性客でいっぱい
大きなソファーでくつろぎながら食べれるので月イチの楽しみの一つでもあります

Tさんが先週行っていたパラオのお話と私の移住の話をしながらのんびりと
くつろいでまったりして・・・

Tさんは今年だけでも何カ国を訪れたのかというくらい海外へ出向いている
のでほんと羨ましい
自分的にも興味があるワールドワイドな話は聞いていてやっぱり楽しい
よい刺激をいつももらってますTさんいつもお土産ありがとう

神戸での授業も残りわずかですが、最後まで楽しんで行きたいと思います

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これにはまっています・・・

2006年12月11日 | 

ただ今suggerはこれにはまっています

「walkers(ウォーカー)」のショートブレッドフィンガーです
イギリスのお菓子として知られていますが、バターたっぷりのクッキーで
さくさくした食感がたまりません

講義前の空腹時や忙しくて昼ごはんを食べる時間がない時に簡単に
口にできるし、これ1つで結構腹もちがいいので助かっています

1コマ90分授業でしゃべり続けていると、帰る頃には空腹すぎて低血糖を起こし
そうになるのでこれをまとめ買いしておいて、いつもカバンの中にしのばせています

輸入菓子を扱っているお店で見かけたらぜひ買って食べてみてください

 

walkers(ウォーカー)

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これ、何だと思いますか???

2006年12月09日 | 鯨類

ハンドウイルカを含む鯨類や大型魚類、鰭脚類の体表面によくあるこの
模様(詳しくはキズ)何だと思いますか???

水族館で飼育されているハンドウイルカの大半にはこの模様(キズ)が
ついています。

このキズの正体は・・・

ダルマザメによる咬傷

なんです 

ダルマザメとは、ツノザメ科に属する体長50cm程の小さなサメで、
普段は深海で生息し深海性のイカに擬態しています。

しかし、このサメの採餌方法はユニークで独特で、イカを好んで食べている
と言われていますがそれだけでなく、鯨類や鰭脚類(アシカやアザラシ)マグロ
などの大型魚類の体表面から円形にくりぬいた肉片だけを捕食しているのです

クッキーの型抜きを思わせるような傷跡を残す為、英名ではその名も
cookie cutter shark(クッキーカッターシャーク)=クッキーの型抜きザメ
と呼ばれています。

下アゴにはとても発達した歯があり、獲物(鯨類やマグロなど)の体に歯を
くい込ませて、強力な舌で吸い付くことにより密着し自分の体を回転させる
ことによりクッキーを型抜きするっといった要領で肉片だけを頂戴すると
いった感じです

ダルマザメについてはこちら

サメといっても非常に小さな体なので、獲物の命までは奪うような事はない
ですがこのように獲物の体から肉片だけを頂いて生き残っていくというような
生態をみると、海洋の中でもうまく住み分けされているものですね 

海洋にはまだまだ私達の知らない謎や世界がたくさんあると思うと素敵ですね

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします      

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週の一区切り

2006年12月08日 | ネイチャーガイド

2日間の特別講義も終えて、ホッと一息

今回は、ホエールウォッチングとドルフィンスイムのガイドのお話でした
鯨類が洋上で行うアクロバット的な行動の話から御蔵島周辺で生息している
ミナミハンドウイルカの社会構成や様々な行動まで・・・。
また、ホエールウォッチング業界への研修についての仕事内容についての話も
組み込まなければならなかったが、限られた時間内であれもこれも伝えたいと
思っていると収まりきらない・・・  

ビデオ、DVD、プロジェクターなどの機材をフル稼働させての授業
初めて聞く野生のミナミハンドウイルカの生活の一部を熱心に聞いてくれていました
粋な質問がでてきたり、モチベーションの高い学生も多くて若手のホープに期待が
かかります

目標に向かってエネルギーを注ぐ彼女達の姿は本当に活気があって私自身にも 
よい刺激になります

授業後はM先生との久しぶりのお食事
いつもの沖縄料理のお店で4時間ものマシンガントークトーク・・・
先月、ハワイで行われた世界の動物トレーナーたちの集まり=IMATAでの興味深い
話やこれからの三宅島での行事などの話で盛り上がりました
今回のIMATAの会議には、我が校の学生も数名参加し世界のトレーニングの
現状を目の当たりにしてきました。
「へぇ~」と感心するような事がとても多くて、世界は広いとつくづく感じました
いつものごとく、あっという間に時間が過ぎ、閉店まで・・・Cさん、いつもすみません・・・


今週末もバイキング授業と体験入学で出勤なので、つかの間の休息としてリフレッシュ
できた宴となりました

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする