めぞん・ど・とぷ

とぷのくらし、とぷのすきなもの、とぷのきもち、その他あれこれ。のぞいてみてください。

新旧対決

2010年08月18日 | culture


左の写真は『イタリア・ルネッサンス美術展』(1980年)
右の写真は『カポディモンテ美術館展』(2010年)
いずれも、美術展のカタログ表紙ですが、発行年の時差は…
なんと、30年!

若かりし頃、場所は同じ国立西洋美術館で催した美術展のカタログを、
どうしたわけか大切にとっておいたのです。
『ルネサンス』でなく、『ルネッサンス』と表記されているところにも、
なんとなく時代を感じますね。

P817マリア

30年前の展示作品中の目玉は、ティツィアーノ作《マグダラのマリア》でした。
今回の目玉は、カタログの表紙にも使われた、パルミジャニーノ作《貴婦人の肖像(アンテア)》。

二作品とも、両展示会で目にしていますが、30年前の記憶では《貴婦人》の印象が薄く、
逆に、《マグ・マリ》を目にした場面は、今でも強烈に焼きついています。

今回の展示では、《貴婦人》は展示位置からして超VIP扱いでしたが、
《マグ・マリ》はその他大勢の中の1枚…ちょっと、冷遇されているような…

それも“時代の気分”の違いを反映しているのかもしれません、ね。

とぷ

大手町の夕べ

2010年07月01日 | culture


今日から七月。
2010年も折り返し。もう半年?まだ半年?
仕事をしている方は、下半期の始まりですね。

毎日、暑い日が続いています。
私はというと…ここのところこの暑さにもめげず、外出三昧。
今日も、朝早くから表参道に…
(どれだけ遊び歩いているんですか?いえいえ今日は違います…ヨ)

昨晩の“イ・ソジョン”のコンサート。
とても聴き心地の良い歌声に、酔いしれてきました。
米国でミュージカルスターとして活躍した経歴を持つ彼女。
ショパンの楽曲に歌詞をつけた曲を発表していました。
ショパンの曲をどんな風に料理したのか…とっても楽しみでした。

ジャズ風あり、シャンソン風ありで、ピアノとはまた違ったよさがありました。

そして、アンコールの一曲。
“CAT'SのMemory”は、ホント素晴らしかった。

ところで、コンサート会場“日経ホール”のある所は大手町。
丸の内には、お買い物や食事でよく出かける私ですが、
大手町には、馴染みがありません。

OL時代はともかく、現在ではほとんど足を踏み入れることのない場所。

夕方5時。
サラリーマンの集団には、ビックリ!!

P630おじさん
男性はみぃ~んな、Coolbis

とぷ

roppongi

2010年06月23日 | culture


雨の中、美術館に…

六本木の国立新美術館で開催中の『オルセー美術館展2010「ポスト印象派」』
昨日の新聞報道によると、すでに20万人の人が訪れたということですが、
早く観たいと思いつつ、今日まで延び延びになってしまいました。

それにしても、すごい人だかり!
朝10時の開館と同時に入場したおかげで、最初のうちこそゆったり回れましたが、
あっという間に人々であふれかえり、押し出されるような感じで1時間で出てきました。

ホントはもう少し、じっくりと観賞したかったんですけどね…

でも、行ってきて良かった。生で観ることの魅力に優るものはありません。

 特にお気に入り作品のポストカード

お昼時にはミッドタウンに寄って、ベトナム料理をいただきました。

とぷ

今年の収穫は…

2010年05月02日 | culture


一箱古本市に出掛けました。
と、いっても今日は主人の実家に遊びに行った帰りに立ち寄ったので
ほんのちょこっとですけれど…

でも、収穫はありましたよ。


とぷ

最後の演奏

2010年04月01日 | culture

パイプオルガンは巨大な楽器。これで見納めなのね…

「カザルスホール331」に行ってきました。

日本大学カザルスホールで演奏する最後のコンサート。

オルガニスト・イン・レジデンスの水野均さんによる演奏が第一部。
次いで、第二部では、チェロ&ピアノ(若手とベテランのコンビ)。

パイプオルガンの音色は、見た目の通り、天上から降り注ぐ厳かな響き。
一方、チェロとピアノの協奏は、手触り感があって、どこか温かい。

演奏が終わって外に出ると、寒風ふきすさぶ春の嵐でしたが、
耳の奥の心地よい残響のおかげで、心はぬくもりを保ってました。

クラシック・コンサート、めったに行く機会がないけど、
たまにはいいものですね

とぷ

ポンペイの庭園

2009年12月11日 | culture


冷たい雨の一日でした。
身体がこわばってしまう、気温一桁の寒さ。
外に出るのが辛いですね。

作日、久しぶりに西洋美術館に出かけました。

目的は、『古代ローマ帝国の遺産』を観に行くため。
ヴェスヴィオス火山の噴火のために一瞬で、埋没してしまったポンペイ出土の、数々の美術品が展示されています。

360度観ることのできる皇帝の彫像や、フレスコ画。
精巧な造りの金銀の指輪やネックレス。

現代でも見劣りのしないデザインのものばかりで、とにかく驚き。
いずれも、2千年以上昔の紀元前のものとは思えないくらいです。

当時、すでに水道の設備も整っていたり、熊手や鍬などの鉄器が作られていたということは、製鉄技術もかなり進んでいたっていうことですよね。

そして、何よりも驚いたのが、現在でも発掘が続いているということ。

写真はミュージアム・ショップで販売していた蜂蜜キャンディ。
箱に描かれているのは、ポンペイ出土の壁画《庭園の風景》です。

口の中に広がるほのかな甘み。
2千年の時の流れに思いをはせつつ、味わっていると、
冷えた身体もこころもち温まるような気がします。

とぷ

『暮らしのヒント集』

2009年09月13日 | culture


最近、ちょっと大変なことが続いてしまいました。

辛いなぁって思って、へこんでしまって、泣きたくなって…

そんな時、この本を手にすることが多いです。

どんな時にも、どんなことにも感謝のできる美しい、
ていねいな暮らしを続けて生きたい…

って、考えるこの頃です。

とぷ


55 Steps

2008年11月09日 | culture
今日は、本当に寒くって、いよいよコートの出番。
午後からは、雨もぱらついて、いっそう寒さが身にしみるって感じでしたね。

そんな中、ミュージカルを観に出掛けました。

四季の『55 Steps』です。


劇団創立55周年の感謝を込めて、のメッセージが伝わるダンス&メドレーの数々…

ライオンキング、マンマ・ミーア、キャッツ、エビータ、オペラ座の怪人、
ジーザス・クライスト=スーパースター、クレイジー・フォー・ユー etc

思い出します、甦る名場面。私って、ほとんど観てるんだわ

堪能させていただきました

とぷ

最後のウシ君

2008年10月16日 | culture
今日のウシ君もこれが最後



なんとも面妖な でも、よく見ると色っぽい。

“ウシ君シリーズ”には、この半月ほどたっぷり楽しませていただきました。
2年後にやるかどうかわからないけど、次回も楽しみ。
(丸の内では現在も継続展示中ですが…)

ushi 正面の面構えも“マル”
No34“ねむりにも、つけない。
サヨウナラ

とぷ