共栄堂からお土産に持ち帰った焼きりんご。
美味しくって、思わずうなってしまいます。
ホントは、カレーを食べた後に食べるのが一番。
ちょっとピリッとしたお口の中を、りんごの甘酸っぱさ、シナモンの風味がほんわかとまろやかにしてくれるから…
子どもの頃、焼きりんごってあまり好きじゃなかった。
洋菓子の中で、派手さがないっていうか、見栄えが良くない。地味。
こんな風に思ってました。
なんといっても私の中では、苺のショートケーキが洋菓子NO.1だったから…
だから、母がおやつに作ってくれた焼きりんごもあまり食べなかったっていうか、
今日のおやつは焼きりんごかって少しがっかりしたことも。
大学生の頃、友人に『私の得意なデザートは焼きりんご』って子がいました。
『りんごの芯をくり抜いて、お砂糖とバターだけで簡単にできるのよ。
オーブンで焼いている時の香りがとってもいいの』って。
ずいぶん地味なお菓子が好きなんだな…変わってる…
って思ったけれど、久しぶりに友人にご馳走になったものはとっても美味しかった。
焼きりんごって、こんなに美味しかったのね。地味なお菓子だって思っていたのに。
少しずつ大人になって、ただ見た目が豪華なお菓子よりも
素材そのものの、素朴な味わいがわかってきたんでしょうね。
今年の焼きりんごも、そろそろ終わり。
秋になって、りんごの季節になったらまた会いましょうね。
とぷ