睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

いろいろ

2010-07-31 01:27:11 | アート(画・書・創作)
7月の終わりから8月の半ばがもっとも忙しい時期、年に1度の作品展と句会もある。このところ仕事が終わると画材店に立ち寄る日が多い。美大生に混じってアクリルガッシュの色や画材を探しまわるのもどうかと思うけど、時間は待ってくれないから。                  ヌーベルカレーパステル                                             画材はアクリル、油絵の . . . 本文を読む

昨日の買い物 Canon EOS Kiss X4 とカシオCA005で撮った画像

2010-07-05 01:55:31 | アート(画・書・創作)
去年の夏ごろのブログに「Canon EOS Kiss X2」が欲しいと書いた。 毎年夏になると新しいデジカメが欲しくなる。 メダカを撮りたいこともそうだけど、それよりも、自然界にあふれる 躍動する「色」を撮りたい。さまざまな生物が持つ巧まざる美しさも。 X4を選んだのは簡単に動画を撮れそうだから。 ボーナス先取り楽天で衝動買い Canon EOS Kiss X4 レンズキット(EF-S18-55 . . . 本文を読む

いくつになっても隠れ家がほしい

2010-01-03 19:28:57 | アート(画・書・創作)
実家の2階に8畳和室のアトリエ(創作)もどき部屋がある。 いくつになっても隠れ家がほしい大人の遊び場みたいなもので、いつもここで 真剣勝負をしながら無心に遊ぶ。 窓側に木のテーブルとイーゼルと画材、反対側に書道机と座布団と書道用品が 積んである節操のないアトリエです。わずかに残る真ん中の空間に書道用の全紙 (700mm×1350mm)を広げるともう嬉しくて、壁に墨がとんでも気にしない。 ここは遊 . . . 本文を読む

サラブレッドのパステル画

2010-01-02 23:25:27 | アート(画・書・創作)
物置を片付けていたら10年前に描いたパステル画が出てきた。サイレンススズカが★になってからというもの、競馬から遠ざかり、馬の絵も描かなくなった。ことさら封印した記憶はないのだが、スケッチブックの束は厚紙でしっかり梱包されていて表にタイトルさえ書いてなかった。ラフなスケッチと途中で描くのをやめたものと仕上げ前のパステル画があった。サラブレッドの肢体の見事さ、パドックで見せるひたむきな眼、走ることだけ . . . 本文を読む

木洩れ日の落ちる場所(2)

2009-11-25 07:33:51 | アート(画・書・創作)
裏山へ抜ける道は 石垣を越えだらだら坂をのぼりお社の朱門をくぐる 木洩れ陽の落ちる場所を目指し 息をきらし暗い参道をかけあがった心が騒いでしかたがないときはいつもここにいるやり場のない憤りに疲れたときもここにくるなにをするでもなしタバコをくわえ木々をすかせて空を見るまぶしい木洩れ陽に目をとじれば残像に消えゆく群青の空 乾いた枯れ葉が風に舞い軽やかに木々を渉る音ひゅう~ . . . 本文を読む

憧れの叔母はmiss ステイシー

2009-11-20 07:25:50 | アート(画・書・創作)
「赤毛のアン」のビデオをみていた。みるたびに、よむほどに、こころはPrince Edward Islandにとんでゆく。昔のその昔、私の生家は旅人や商人が泊まる商人宿を生業としていた。だだっ広い二階と土間に並ぶカマド、太い梁に黒塗りの大黒柱が不思議でたまらなかったが、叔母からその話しを聞いたとき、やっと納得ができた。役人を定年になった祖父が退職金で買い求めた商人宿は雑貨屋に改装され、私が生まれた頃 . . . 本文を読む

ピカソとロルカ・・・ムンクの「疾走する馬」

2009-11-07 02:56:14 | アート(画・書・創作)
スペイン戦争はニザンを殺し、ピカソのGuernikaを産んだ。1986年10月、群馬県立近代美術館でパブロ・ルイス・ピカソ展が開催された。あの時は10月4日~11月3日までの開催期間に3回ぐらい見に行ったはず。当館発行の「ピカソ展」の画集を見るたびにため息をつく、この人のデッサン力といったらハンパじゃない、とくに裸婦像はくらくら。1898年ピカソ20歳のころ。長い植民地戦争でスペインを疲労困憊させ . . . 本文を読む

田楽のおもひ

2009-10-28 06:36:05 | アート(画・書・創作)
和紙のハガキに描いた田楽は宛先ナシの心もよう。茶色の濁流の中に緑の繁みが浮かんでる土手沿いを急ぎ流れるその下の水にかくれた繁みには小さなサカナが群れている流れにアタマを向けながらこのひとときをチカラの限りに耐えているチカラ尽きたらおしまいさあっというまに流される。ぶ厚い雲を切りひらき一条の光が降りてきた息苦しいほど湿気に満ちた熱い風が吹いて台風一過ああ、緑が濃いヒマラヤ杉の尖った葉っぱのさきっぽが . . . 本文を読む