初めての投稿で小学生の気分、
シャープが改行なんて知らなかった。
ちょっと嬉しい
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骨董品屋の店の奥に黒地に金糸刺繍のあでやかな花嫁衣裳が飾ってあった。説明書きには素封家の蔵から出た昭和のはじめごろの衣装だと云う。鶴の紋様が浮きたつ白の袋帯や赤い房のついた扇子などを見ていると、幼いころ見た親戚の結婚式が目に浮かんだ。媒酌人が♪高砂や、この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で潮の~♪能を朗々と吟じるなか三々九度の杯を、自宅でやる結婚式はもう見られない。 詩吟 . . . 本文を読む