相田みつを氏の「五観の偈」とパステルナークの「有名であることは」 2010-01-17 06:25:56 | 本棚・思想・禅と仏教 相田みつを氏と武井哲応老師(曹洞宗)との出逢いは昭和17年に某寺で行われた短歌の会だった。のちに「運命的な出逢い」と彼に言わしめた何かがこの一会に生まれた。これより「正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」を座右の書とし、生涯を在家信者として曹洞禅(道元禅)に生きた。 彼には「五観の偈(ごかんのげ)」ともいうべき固い決意があった。一、お習字の先生をやめる二、書家でなくてもいい三、詩人や歌人 . . . 本文を読む