睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

マンションの自治管理・オンナヤモメに華が咲く・ふかふか毛布

2019-10-19 09:36:25 | ひびつれづれ

エアコンを自動26℃にしておいたら暖房になった
今朝は寒いんだね
雨降りだし。

今日の予定はなにもなし
明日は8時までに厚木にいく
マンション敷地の植栽がある
草むしり、庭木の剪定、芝生の手入れとか。

開始は9時だが役員は8時集合で準備する
率先して自治管理を推してきたからには
パスはできない、行かなくちゃ。

ぼくが厚木のマンション(8F最上階角部屋)を中古で購入
した時は築16年で管理はすべて管理会社に丸投げだった。
最初の3年くらいは分譲マンションはこんなもんかと
思っていた。

4年目に持ち回りでいやいや理事長になった。
2足の草鞋で多忙なぼくには迷惑至極な就任だったが
やるからには目に見える成果を出そうと思った。

古参住民らの圧力と事なかれ主義が横行する住民たちの
冷たい視線を浴びながら新参のぼくは孤軍奮闘していた。
だが、一生懸命やるのは悪いことばかりじゃなかった。

ひとりふたりと手を差し伸べてくれる人がいる。
100世帯に満たないマンションでも自治運営に必要な
適材適所の人材がいることを知った。

築20年を越えたあたりからキャッシュフローをメインに
財務管理の健全化とガラス張りにすることを計り、
自治管理で浮いた費用は全て修繕費用に組み入れた。

10年ごとの大規模修繕(建物躯体メンテナンス)は修繕
積立金で賄い、住民の要望に応える設備などの充実は
別途修繕費用で手当ができるようになった。

常駐管理員(夫婦)、オートロック、駐車場自動ゲート、
監視カメラの設置、全戸地震対策用二重ドア交換、
躯体ボーリングによる本格的耐震診断の実施、
平地置き水タンク交換、上下水道管メンテナンス、
年2回排水管の高圧洗浄その他。
行政と相談しながら災害時対策システムの構築など。

古いマンションの資産価値をキープしようと思ったら
それなりに住民総意の努力が必要になる。

マンションの減価償却は47年。
これは土地を除く建物のみの償却で47年を経過した
マンションは税法上の資産価値はゼロということ。

厚木のマンションは今年で築38年になる。
古参住人のほとんどがすでに住宅ローンを払い終え
年金暮らしが多くなり、このマンションが終の棲家
と口にする人が多くなった。

マンションの建て替え平均築70年を目安とすれば
実質あと32年の猶予がある。
古くても設備が充実して快適に住めれば文句なし、
スラム化を防ぎ、美観の維持に務め、設備改善、
100年マンションを目指そう!

って、
そのころはもう、
おれ生きてないだろうw

ここ数年でとくに印象に残ったことは、
女性はオンナヤモメになると華が咲くってこと。
日常に埋もれていた野暮ったいオバサンが、
旦那を失くしてからしばらく経つと女性に戻る。

みすぼらしい男やもめと違って女性には、
本来からリターン機能が備わっているらしい。


備忘録
Amazonで毛布を買った
二枚合わせのふかふかのやつ
静電防止とマイクロファイバーにそそられた。
暖かい寝床はちいさなしあわせ。


 





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