睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

古代色「浅紫」の空に三日月・おまじないの検証・待てば海路の日和り

2020-10-20 11:30:00 | 陽は昇り陽は沈む 空と月と太陽と



一昨日の三日月を撮った時とき、
茜色に染まる大きな雲がわずか10分たらずで
消えたのは、なぜ?、どうして?
不思議に思ったので時系列の画像を追ってみた。

(1)雲の下のほうが裂けて千切れてきた


(2)右からくる強い北風に押されている


(3)雲は南の大井町駅近くまで押しやられた


(3)のハケで履いたような雲の末端を見て分かった。
カメラを持つ手がかじかむほど寒かったのが納得の強い
北風があの大きな雲を南に押しやった。(右→左へ)

tenki.jpの解説から要約して引用
冬の気象衛星の画像を見ると筋状の雲が度々姿を現すのは、
暖流の影響で比較的暖かい日本海に冷たい季節風が吹き付けると、
空気の下層だけが暖められ、上昇気流が発生し積雲や積乱雲が
作られる。

空気は上下の温度差を解消するために対流を起こし、
暖かく軽い空気が上昇し、重い空気が下降する部分ができる。
筋状に雲が並ぶのは、空気が上昇して雲ができる部分と空気が
下降して雲ができない部分が交互に並んでいるからです。



なるほど、
気象衛星の画像は地球規模のGlobalな筋雲で、
一昨日の筋雲はごくごくLocalなものと分かった。
規模の違いはあっても原理は同じ...すっきり。


見出し画像の三日月はまだ筋雲が残っている最初の
ころに撮った写真で、バックの少し濁った古代色
浅紫(あさむらさき)色の空がいいんだよな。
ほんのひとときだけ空を染める浅紫の色は茜色に
染まった夕焼けのあとに出ることが多い。

これが出るまでシャッターボタンに指を添え
寒さを堪えてじっと待つ、
今だ!、息を殺してシャッターを押した。

真っ白い塑像にTUFUペンシルで眉を描く
歌舞伎の女形みたいな繊細で細い線を引く

これが深夜の漆黒の空では色気がない
闇に染まる前の茜色が混じる宵の口に出る色、
色に迷うのは常のこと。

これで眉が下を向いていれば云うことないけど
たいていは、上を向いているか、横向きばかり、
でもいいのさ、
いつかくると希望があればいつまでも待てる。


海路の日和
Have a nice day!



太宰治『待つ』/西村俊彦






ダイナミックな今日の夕焼けとバッテリー上がりのアクシデント
今日は土曜日だし雨降りだから松島屋にリベンジにしよ、前回は臨時休業の張り紙を眺めてきた。今日こそは東京三大豆大福の一角をゲットする!おれの足、Egボタンを押したら始動しない。ホーン......



大崎NEW CityとGATE Cityあたり


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2 コメント

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茜射す・・・ (アナザン・スター)
2020-10-20 16:47:01
好いなあぁ…。ここまでの執念も辛抱強さも持ち合わせていなく、直ぐに諦める性格ですが、他人様の撮影画像には興味がある。昨夜は久々の星月夜で、10分間少々立っていました。猫が呼ぶので家内に入りましたが、流れ星も観えて満足。趣味でここまでって素晴らしい腕ですね。ブログにお越し下さりありがとうございます。
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短気で癇癪持ち (睡蓮)
2020-10-20 17:53:45
ふだんの自分は短気で癇癪持ちでそそっかしいんですよ。
それが何か始めると"やるなら本気"で時間を忘れるから、
うまくできてますね。

今日の落日は全球が撮れてきれいでした。
明日の朝にでもアップします。
よかったらご覧ください。
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