睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

RX100M6:瑞牆(みずがき)山の近くまで(2) 気になる洞穴

2019-01-17 09:30:00 | 東京散歩・神社仏閣・小さな旅



みずがき自然センターへ向かう道の途中にみずがき湖が見えた。
山あいの小さな湖は観光客がひとりもいなかった。
ダムの堰堤に車を停めた20分のあいだに1台の車も通らない。

Wikiより引用
塩川ダムは、山梨県北杜市須玉町比志、富士川水系塩川に建設されたダム。
高さ79メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・かんがい・
上水道・発電を目的とした山梨県営の多目的ダムである。
ダム湖の名はみずがき湖という。 地上高: 79 m





山を下る途中で撮った夕陽
ねじねじに横たわる一本の雲が印象的に落日を隠していた。




〇どうしても気になるこの洞穴



拡大画像-1 岩山に開いた天然の洞穴だと思う。


拡大画像-2 洞穴入り口の右下に人工的なパイプがあるのを発見。


拡大画像-3 パイプから出た水が周囲を濡らしながら一部は凍結?


このパイプは誰が何の目的で設置したんだろう?

洞穴は足場が組めそうもない高い位置にあり、
近くには残置ロープも踏み跡すらない。

人工登攀が得意な岩屋なら洞穴まで登るのは簡単そうだが、
足場がない脆く平らな岩盤にパイプを突き刺すには、
ザイルを確保する仲間とアブミのほかに何かしら工具が
ないと
難しいと思う。

瑞牆山に梵字カマンボロンで名高い中央洞窟ルートがあるなど
この一帯では洞穴・洞窟の類は見慣れたものかもしれない。
この洞穴も脆い岩盤を水が削った天然造形で納得するけど
あの人工的なパイプは謎のまま。

ぼくと同じにこの洞穴に興味を持った方のブログを見つけた。

主の「たなぼた」さんは"やっぱりほら穴"だったと結論している。
※2015年5月の記事にパイプについての記述はなかった。

脆く切り立った絶壁にパイプを打ち込むなんて、
うっすらロマンを感じたり、天狗の仕業と思ったり、
ネット検索と妄想で一日愉しめた。Thanks.





最後の画像は夕方5時半、須玉I/Cの手前で撮った富士山。
日常的に富士山を見られる地域の人は羨ましいと思った。

当たり前に見る富士山が、
いつまでも
当たり前でいられますように。



RX100M6:瑞牆(みずがき)山の近くまで(1)



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