睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

道保川公園の鯉 (Canon EOS Kiss X5+EF24mm f/2.8)

2011-07-11 07:41:53 | 東京散歩・神社仏閣・小さな旅

買物帰りにふらっと立ち寄った道保川公園は予想を裏切る公園だった。
日曜日だというのに駐車場には2台の車だけ、いちおうカメラをぶらさげ
人通りがほとんどない道路を突っ切って公園の門を入った。


入ってすぐのところにある大きな池には鯉・鴨・亀がいた。



池の水は美しくゴミひとつ落ちていない。
大小さまざまな黒い鯉と美しく大きな錦鯉が悠然と泳いでいた。
池に突き出した木製デッキから池をのぞくと次々と鯉が集まってくる。


池をあとにして森の中に向かう。
山を丸々ひとつ分と川の流れをそのままに取り込んだ公園は懐が深い。
夕方5時半に門をくぐり、閉園ぎりぎりの午後7時まで、腰の痛みも忘れ
アセだくで歩き回ったが、公園の半分ほどしか見て回れなかった。

とにかく自然の緑が濃い。
足もとをせせらぎが流れる遊歩道に木製の橋がいくつも現れ飽きることなく
森の奥深く足を運ばせる。
昼なほ暗い緑の懐の奥まったところに涼しげな休憩所が配置されていた。

森が濃くて野鳥の姿を捉えるのは難しいが、たくさんの鳴き声を聴いた。
奥まったところにある池にはカワセミ用の曲り木もある。
今日は駆け足の探訪だったけど、後日ゆっくりと時間をかけて歩いてみたい。

それにしても人が少ない、すれ違う人はいかにも地元の雰囲気で
カメラを持ってる人はひとりもいなかった。
場所的に、えらく目立たない所にある、
たまに通る道なのにいままで公園の存在に気づきもしなかったくらいに。






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