睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

風にただよう風船

2018-06-17 10:14:50 | ひびつれづれ




水差しの取っ手を見ておもった。

似てる、今の状況と、
まさにヤバげ。

時々吹くんだ
抗えない風が

風にただよう風船はどこにいくか分からない。
そういえば、
あの風船おじさんはどこに不時着したんだろ
生きてる可能性はゼロに等しく魂は風のなかに。

沖縄本島に猛烈な雨をもたらした台風6号は徐々に衰え

熱帯低気圧になり、最後は梅雨前線に吸収される。

安泰な予定調和に反旗を翻し、夢を抱き、独り荒野を
行くような風船おじさんみたいな方もいるわけで、
Soulは滅びても肉体は保てと言っても無駄な気がする。

軟弱なぼくは夢に命は預けられない。
むしろ、いつでも戻れるよう泥田を耕す努力をする。
一輪の蓮華は咲かずとも薄紫のれんげ畑になればいい。

電波の向こうでいろんな人が助けてくれる、
ぼくのニューロンとシナプスがそう教えてくれたから
元気になろうとしてるけど
遠くでシヴァ(Śiva)が妖艶な笑みで手招きしている。
ちあきなおみが唄う「夜に急ぐ人」みたいにね。

暁天に坐ったら少しラクになったよ。
望外の余力。



 


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