睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

ひとっこひとりいない水辺ラグーン霞ヶ浦

2021-02-06 17:25:00 | 散文うたかたの記

海だか
湖だか
寄せては引く永劫の波はなく
広大なブルーが広がるだけ
これを見にきた
霞ケ浦





外の海 鹿島灘
内の海 霞ヶ浦

お世辞にもきれいと云えないラグーンに
冬ならではのわびしさと
枯れたススキや真菰に
安心を見た





ひとっこひとりいない水辺は
春は名ばかりのこの時期に
コロナ禍のわずらいがないところ


焦燥と鬱屈が消えたら
また向かおう


明日へ。



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3 コメント

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白鳥は・・・ (アナザン・スター)
2021-02-07 15:25:27
空のあお、海のあおとも染まず・・・
睡蓮さんの写真をじっと観ていました。
感情を抑えていても、何故こんなにも切なくなるんだろう・・・
独りで生きると決めたのは自分なのに、恋しくて堪らなくなる。
このあおに染まってしまいたい。
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恋しいとき (睡蓮)
2021-02-07 15:48:51
ひとりで生きる決意があれば、
ひとりで生きられない決意もある。

籠の鳥のこころは自由に羽ばたくが
所詮は果てなく見える手の平のなか。
いろんな決意の許に天は動くが、
それを操るのは自分と思えばいい。

恋しくてたまらないときは、
拾い集めた言葉ではなく、
魂が発する言葉を自由口語詩に書くと
いいと思うよ。
小さな救いでも自分が満足すれば
いま生きてることに値する。
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ありがとう (アナザン・スター)
2021-02-07 17:17:51
ごめんなさい。
そうしてありがとう。
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