意外にも美味しかった熊本みかん・同志の指輪

スーパーの入り口に箱入りみかんが積んであった。
愛媛・有田・三ケ日など名が知れた産地のみかんは
3㎏箱入りで1400円前後の値札がついていた。

その横に積んであった熊本みかんは4㎏箱で1000円、
ツレは迷うことなく熊本みかんをカートの下の段に置いた。
ぼくはみかんがさほど好きではないので何でもよかった。

　

皮を向いて白いスジをとるのがめんどい。
たまに中の房の皮が固いのがあるとツレに戻す。
クレームみたいなもんでぼくは食べない。
それを知っているツレは価格優先で熊本産をチョイス、
自己中わがままなやつはジュースにしよう、とか。

手持ちぶさたでやることがない昼さがり、
熊本みかんのダンボール箱が目にとまる、
そうだ、開けてみよう。

あれれっ、予想に反して美味そうに見える。
ひとつ手に取ると柔らかい、皮がうすい。
ここまで来たら味見しよっか( ﾟДﾟ)

ヘタに親指をかけると柔らかくて皮がすっとむける
おまけに白いスジも一緒についてきてラッキー
4つに割った1つを口に放り込む、
房の皮まで柔らかくてジューシーで甘い。

写真を撮る前に4つも食べた。
これで一日分のvitaminCは摂取できたかなあ
ツレの口ぐせは、サプリより生もので。

熊本みかんを栽培している農家さんは儲かっているだろうか。
遠隔地は輸送コストもばかにできないのに産地の名前だけで
価格に優劣をつけられては気の毒だ。
そのぶんぼくがせっせと食べてまた買うよ、
雀の涙ほどの消費だけど産地の一助になればいい。


ツレの左手の薬指に結婚指輪はない、
その代わりに銀婚のときにぼくが彫金した指輪をしている。
篆刻の経験があるから割とすんなりできた。
二人のイニシャルを象形文字に倣った簡単なものだけど、
祝いのシャンパンよりもツレのナミダのほうが旨かった。
生涯の伴侶は歳を重ねるごとに情愛から同志愛に昇華する。

家に帰ったツレはみかん箱を見てニヤリとするだろう、
そこは同志だかんね。

ここ最近はひとつの記事にあれもこれもとを詰め込む

ことを控えたから検索するには有利になったけど、

日に2回投稿することになった。

検索を簡単に有効化するにはタグを書けばいいのだけど

Twitterもブログもめんどいのさ。

記事の上に出るのはスマートじゃないしww

そろそろご飯炊こうか

新之助の新米はうまいよ

また明日

I fly to you

Good dream. 

"三妄(まよい)の霧おのづから霄(は)れ"・厚木～山の家ルーチン

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