睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

Bluesharpと空き缶

2018-10-02 09:11:33 | 散文うたかたの記



画像は多摩の丘陵に立つ夕暮れの電波塔
(2018/9/27 RX100M6で撮影 ISO/WBオート Aモード)

裏山のせまい畑の隅っこに昔風のベンチが置いてある。

長年風雨にさらされて腰掛ける板に穴があいている。
そこに座って往来する人の流れを眺めたいと思っても
たまに通るは野良にゃんだけ。

近くのスーパーの軒下にアルミのベンチが置いてある。
たまにそこに座りたいと思うがそこはジジババの指定席、
孤独に座る人はいない。

それでイオンへ行くw
日野のイオンも座間のイオンもモールと名がついた大きなイオンは
どこの通路にも座りやすいソファーがおいてある。

そしてどこのイオンもラウンジは使えない。
そもそもラウンジのテイをなしてない。
無料の菓子や飲み物のサービスはなくていい。
あそこに座ると尻がもぞもぞしてすぐに席を立ちたくなる。

リアルもネットも同じ。
いつもどこかの片隅で人の往来を眺めていたい。
空き缶を前におけば小銭を恵んでくれる人がいるかもしれない。
ちゃりん
空き缶は無言の意思表示。

礼をするでなし言葉もかけないが
分かる人だけ分かればいいEnnui.

Bluesharpはトンボの10ホールズしか持ってない。
ほこりをかぶったままほったらかしだけど、
いつも視野の中にある。

ほこりを払ってぶかぶか吹いてみた、
みっともない音が懐かしくて泣けてきた。


今朝の空とブルースハープ





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