桜が満開の津久井湖は去年4月に撮影
3/21春の彼岸のお中日、墓参りの帰りに立ちり。
何年かぶりに訪れた記念館の駐車場に車を停めた。
以前はこの下にボート乗り場があったはずと下を
覗いてびっくり。
そこには自分が知っている津久井湖とは思えないほど
きれいに整備された水が流れる公園があった。
ゆるやかなカーブを描く浅い水路や休憩所があり、
芝生の広場に降りる大きくて広い3段の階段がある。
この階段のほかにもゆるい勾配でゆったり歩ける散歩道が
下の広場まで通じているから足のわるい人でも大丈夫。
ぼくの持病は歌丸さんと同じだから
そのうちいつかは車椅子、
どうせなら電動車椅子にするよ。
オプションで電動ホーンも付けてな。
パパ~~ンとか3連とかビッグホーンなど
贅沢はいわないけどリチンリチんはイヤかな。
これで鎌倉の小町通りや江の島の参道を
走ったらどうだろ?
想像するだけでわくわくするね。
桜並木はまだ蕾のまま
公園に隣接する民間のテニスコート
公園を見て宮ケ瀬シンドローム?
すこしの皮肉を込めてそう思った。
津久井湖ができた当時はただの水ガメの扱いだった。
設計時に多目的な観光誘致を念頭に置いていないダム湖は
水辺にふれる湖畔すら人目につかない。
山間の渓谷と谷間とを無造作に水没させた湖。
水没者有志が資金を出し合い記念館の下に設立した
貸しボート屋は徐々に衰退し10数年前に解散した。
いまは立派な公園に整備されている。
ここ数年のことだと思う。
津久井郡が相模原市に合併されたおかげか。
広大な山あいの土地と湖などの観光資源を持ちながら
人と金がない津久井郡、観光に乏しいが恵まれた平地
を持ち人が多く潤沢な相模原市が結ばれるのは当然の
なりいきとも云える。
時の流れは止まらない、
想い出のなかに時はとどまる、
懐かしい想い出の古里があるだけ幸せなり。
今住んでるところは津久井から車で30分かかるけど
懐かしの故里は湖の底にあるのよ。
水の苑池はいつ出来たんだろう、
津久井湖一周道路はたまに通るけど記念館はご無沙汰
していた。もう行く用事がないし(笑)
意外に近くにお住まいで、ニアミスしてたり?