睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

おまえはおまえ、ぼくはぼく、あちらはあちら・小説は真実に如かず・軽い神輿

2019-12-11 18:00:08 | ひびつれづれ
画像はフリー素材から



師走と言えども師は走らないがぼくの定説だった。
そうでもないらしい。
いつもはデスクにふんぞり返って指示を出すだけの
輩がわが家までやってきた。

小僧走りに名を借りた敵情視察ともいうべきか、
ま、ツレの縁戚だしいつもお世話になってるから
辛辣なことは云わないが、なんか解せぬ。

ツレは早朝に家を出て大阪~京都に行った。
足が使えないぼくを自宅軟禁にして自分はたまの
休暇を有意義に使いたいと、一泊してくるそうだ。

なるほどガテン。
おまえはおまえ、ぼくはぼく、あちらはあちら。
相関する三角関係みたいなもので且つ監視役、
いいんだか、わるいんだか、真相は闇の中。
ほほほ(と無し)


解放された午後2時からずっとネット読書をしていたら
目がしょぼついた。
生前のオヤジがパチンコをやりすぎて目がしょぼしょぼ
すると言ったの同じ理屈だね。

そうだろう、
指で弾く台しかない寂れた田舎のパチンコ屋でオヤジは、
朝から晩まで玉の行方を見つめ雨の一日を過ごしていた。
雨の音よりパチの音...?エーサオー玄冶店(げんやだな)

読み始めると止まらない
本を読むのも商売のうち、身に沁みついてる活字中毒は
気のすむまで読まないとフラストレーションがたまる。

ならば書評でも書けばいいものを、そうはいかきん。
現代小説は読めない片端者は近代物・評伝・論文の
類とドキュメンタリーを読む。 チラ裏も好きだな。
小説は真実に如かずみたいなもの。


シクラメンの葉っぱをかなり剪定した。
4重にも5重にも重なり合った葉の下にたくさんの蕾が
あるのを見つけたもんだから、日光にあてたらさぞや
きれいに咲くだろうなんて。

素人考えだから間違ってるかもしれないけど、
葉っぱは次から次に伸びてくるけど蕾の茎はひとつだけ、
そう思った。


首元のマフラーを外した感じで寒そうに見える。




客人の手土産は「水戸の梅」



土産にころっとだまされて、昼めしおごってしまった。
彼はぼくのウィークポイントをがっちり把握してるから、
ぼくはいつも負ける。
麻雀も心理戦に持ち込まれると惨敗する。

ぼくはアイアンの思考と豆腐ハートのメンタルが
ミックスしてるから、ある意味おいしいらしいw
また担がれて引き受けちゃった。

はなからやなヤツが来たと思ったんだよ。
軽い神輿はラクでいい・・・なんて、
鼻歌まじりで帰ったんだろうな、ちぇっ。


今宵は夜更かしフリーパス
また明日。






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2 コメント

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紙の書物 (アナザン・スター)
2020-12-12 15:44:38
若者も、もう少し本を読めば、と思っていたが、国のトップの語彙の無さに仰天した。
勉強は嫌いだったが、書物はジャンルを問わず興味が湧いてくるなぁ。

歳だと思いたくもないけど、古希間近では仕方ありません。
お身体お労いなされますように。
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政治家のジャンル (睡蓮)
2020-12-12 16:14:36
政治家は勉強するジャンルが違うからさ。
黒い腹の探り合いと立ち位置の確保に務め、
答弁は事務官が書いたメモを見ながらだし、
豊富な語彙を持ってしても封殺されるかも。

40歳ぐらいの時は自分が古希まで生きるとは
思えなくて、うまくいって60歳定年そのあと
5年間くらい遊べればいいと思っていた。

来年になったらどう思うだろ?
現実的な残日禄になるやもしれんが、
それまで日々愉しければ満足だね。
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