[花木槿] 三好達治
人に面(おもて)も見すまじき
けふの心のかたくなを
しかはあれどもよしとする
ゆふべはしろき花木槿(はなはちす)
Twitterを始めた頃に書いたTwitter考
基本的に去年とほぼ同じ、変わったところは少しだけ。
自分はネットで人見知りする。
りの字に云わせると、リアルで人見知りのする人でもネットでは
愛想よく話しフレンドリーになる人が多いそうだ。
私は逆にリアルの付き合いなら、初対面の人と話すのも、
歴戦の兵と口角泡を飛ばす議論をするのもまったく苦にならないが
Twitterだとそうはいかない。
常に仮想的と戦っている人、穏やかな人、楽しそうな人、やさしい人、
柱のかげに隠れて覗き見しながらつぶやいている人、メルヘンな人、
趣味に打ちこんでいる人、おもしろい人、斜めな人、オレ様の人、
正直な人、無邪気な人、自己愛の人、思いやりのある人、可愛い人、
傍観の人、過激な人、受け狙いの人、卑しい人、迷ってる人、うるさい人、
皮肉な人、怒っている人、頭のいい人、頭のわるい人、
困ったちゃんにかまってちゃん。
ここに書ききれないほどの人がいて、その全部が自分でもある。
だからときどき苦しくなってしまうんだろな...。
140字の短い文章にその人となりが見えすぎる。
どこか突き放した自分を見ながら、ありのままをつぶやくのは難しい、
だからおもしろい。
真実と自制が利いた編集のはざまに何かがあるのかもしれない、
その何かとは...自分を変えられる可能性みたいなもの...か。
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