予約は常に土曜日12時ジャストの一番最後、
月に一度は幼馴染の医者に診察を兼ねて会いに行く。
子供の頃から優等生の彼は蛙は蛙の子らしく医者になった。
ぼくは18色のクレヨンで黒いチューリップを描き、
金子光晴の詩「くらげの唄」を暗唱するへんな子供だった。
なぜかウマが合う。
よっと手を挙げて診察室に入る。
彼はさっき採血したばかりの検査結果をモニターで見ていた。
医者にかかっていながら血液検査の数値が悪くなっているw
糖尿病の専門医としては見かねる数値らしい。
どうなってんだ、おい。
そう云われてもな、
相変わらずタバコはスパスパ、お酒は適量?をたしなみ、
夜のお仕事は忙しく常に〆切に追われている。
夜食に甘いものを食べないとアタマに血が回らない。
朝風呂とヱビスはセットもの、昼間は睡眠か付き合いタイム、
土日は山の家と家族サービスにかこつけてカメラを持ってふらふらと。
こう書くと不摂生極まりないけど安定していい感じと答えた。
健康第一、不本意な生活だけど長生きするか、
好きに気ままに生きて寿命を縮めるか、
そんな野暮な質問をしない彼と話すのは気が楽でいい、
あれこれ脱線しながらぼくの心療内科医も兼ねている。
スパイロ検査、上部X線2回、肺CT、腹部エコー、大腸カメラ、
各種検査の結果、肺・肝臓・大腸など、これといった問題なし。
アレルギー39種類と腫瘍マーカーもやった。
動くと息切れ・倦怠感・痰がからむ咳、時々めまいと微熱。
薬を飲むと小康状態を保つが、はっきりした診断がつかない。
彼はいちど呼吸器内科専門医の診察を受けろと云う。
これって政府が大学病院や拠点病院に患者が集中しないように
作った「緩やかなゲートキーパー機能を持つかかりつけ医」の
モデルケースみたいだね。
今までの検査結果のCDと詳細を書いた紹介状を渡すから
必ず行けよと念を押された。うん、分かった。
先日のCT検査みたいに予約まで取ってくれるならいいよ。
当日に採血した血液の一部は詳細な化学検査をするために
専門機関に出した。結果は来月の診察のときに分かる。
血液の化学検査(2395点)は大腸カメラ(1556点)より高い。
人間ドックの一環で痛くない検査は何でもやるといった手前、
マナ板のカモになるのは承知のこと、カモネギOK。
今までまったく健康に気を使わなかった。
リーマン時代の健康診断は多忙な営業セクションに加えて、
自然治癒の痕跡が胸部X線で要再検になるのがいやだった。
それもあって市から送られてくる無料検診も全てパス。
定年になったらまとめて人間ドックと思っていたから、
いまが手遅れにならないベストなタイミングかも。
秋も春と同じ陽気、
朝は眠くて起きれない、
今朝も今朝とて寝坊する。
仕事、睡眠、酒、甘味のペース配分は難しい
大腸カメラ検査の日・・・良性ポリープ2個
大腸カメラ検査の日・・・朝はモビプレップと格闘
もっと突っ張れ、おれ。
CT検査の結果&腫瘍マーカーの数値
腹部エコー検査の結果 (2018/9/15)
COPD:CT検査(胸部)に行ってきた (2018/8/18)
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COPD:沈黙の臓器「肝臓の数値が気になる・・・」γ-GTP
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