枯れた枝葉に残る大きな柿の実ひとつ。
今朝の目覚めは9時を過ぎていた。
松山英樹が今季初めての優勝にガッツポーズをする夢をみて、
祝杯のグラスをあげるところで目が覚めた。
昨夜は11時前に寝たから約10時間の爆睡。
月に1回くらい白河夜船で泥のように眠る日がくる。
土曜日の鎌倉は歐林洞本店にいくつもりだった。
パウンドケーキとパトロン(栗のお菓子)を買ったら、
カフェでお茶を飲んで海を見てから帰ろうと思っていた。
この「海を見る」が大崎公園にリンクしたんだね。
膝の故障をかえりみず急坂に挑んで自爆。
今朝は寝起きから膝が痛い( ;∀;)
昨日の都立小山内裏公園でも長い階段を降りた。
途中でカックン膝の前兆をうっすら感じたとき、
この高さから落ちたら鎌田行進曲なみにヤバいと思った。
幼馴染の医者に運動不足を指摘され、
「ムリをしない毎日20分の散歩」を勧められた。
これが簡単なようで難しい。
土日にまとめてやるのは意味がないと思いながら、
やらないよりはやったほうがいいと理屈をこねる。
ソロ登山やオートキャンプに夢中だったころの、
北ア、南ア、なにするものぞの心意気。
野山を駆けめぐってなお体力と気力にあふれていた。
身体はあのころの感覚を昨日のことのように覚えている。
現実の体力とのギャップが悩ましい。
中高年に多い山の遭難は昔日の過信から始まる・・・
そんな気がする。
年に一度は革の登山靴を磨きピッケルの手入れをする。
もう二度と使うことはないのに。
この想いが消えない限り、
いつまでもほっつき歩く、
憧憬とはせつないものだ。
来年もよく実るようにと、木に取り残しておくのことです。
・・・と読んでください(↑)。
いかにも寒々しい初冬を表わす柿は今のせつないぼくの気持ち。
いいところに目をつけてくれてありがとう。