睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

桜島Watch:2010/01/06夜 爆発噴火36回目と火映

2010-01-07 07:21:04 | 自然災害・防災関連

2010/01/06 21:06 爆発噴火


火  山:桜島
日  時:2010年01月06日21時00分(061200UTC)第2報
現  象:爆発
有色噴煙:火口上800m(海抜5500FT)
白色噴煙:
流  向:南東
---
A点最大振幅:5.3μm
爆発音:なし
体感空振:なし
O点空振計:3.2Pa
D点空振計:40.4Pa
弾道を描いて飛散する大きな噴石:5合目(昭和火口から500~800m)
噴煙:中量
火口:昭和火口
今年36回目

噴火から6分後のキャプ画像なので、爆発噴火時の溶岩は消えかかっているが
噴煙はもくもくと盛大に吐いている。
この25分後に"D点空振計:86.3Pa"の前回よりさらに大きい噴火があったが、
画面乱調のためキャプするタイミングが捉えられなかった。なかなかに難しい。


2010/01/04 23:17 桜島昭和火口の火映


左画像、噴火と見間違えるような昭和火口の火映。
右画像、昭和火口の右側の山頂にうっすら色づいているのは南岳(頂上火口)です。
南岳では2009/10/03に噴煙3000mの大きな噴火がありました。
南岳の火口の大きさは直径500mと昭和火口の数十倍はあろうかというスケールで、
ここが本気で噴火したら被害が出るんじゃないかと心配です。

ライブカメラの画質がその日によってかなり違うので、くっきり美しく鮮明のときもあれば
滲んでぼやけているときもあります。高感度カメラでこれほど赤く映っていても肉眼では
ほとんど見えないそうです。

「火映」については「阿蘇山火山防災連絡事務所」の用語説明をご覧ください。
昭和火口の写真は「海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部」にあります。
(2005年2月~2008年5月まで、昭和火口の形・大きさの変化が分かる)




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