日本200海里内の小型サケ・マス流し網漁船の操業条件決める「日ロさけ・ます漁業交渉」が3月18日〜22日までの予定でモスクワで開かれている。本来は、日本200海里内の漁業なので、外国と交渉する必要はないが、小型流し網漁船が獲るシロサケ、カラフトマスがロシア系の資源とされ、母川国主義に基づいて両国が交渉し、日本側が協力費を支払っている。
なお、平成27年にロシア国内法により廃止となったロシア200海里内のサケ・マス流し網漁業の代替漁業の試験操業は引き続き、日ロ政府間で対応を協議する。
日本側は保科正樹水産庁増殖推進部長が政府代表となって、ロシア政府代表のサフチュク連邦漁業庁副長官らと交渉する。道水産林務部や太平洋小型さけ・ます協会の関係者も同行している。