水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2019年3月26日(火)発行/北海道漁協系統通信6393号

2019-03-26 15:00:20 | 系統通信

日ロさけ・ます漁業交渉が妥結
日本200海里内のサケ・マス漁獲枠2,050㌧と前年同
曳き網の試験操業は95㌧、うちベニが30㌧に増加

道連合海区漁業調整委員会
サケ・マスふ化放流10億5千万尾を計画
日本海スケソウTAC見直し、海区委員会の位置づけ

道知事選 鈴木直道候補が水産ビル前で演説
国との連携路線を強調 対立候補との争点明確に

2018年度全道漁協購買事業推進会議
新年度事業方針 各部門の重点項目を確認

若手漁師が中心になって「蝦夷新鮮組」
消費者と交流し「漁師のブランド化」めざす

道栽培漁業推進協議会
第7次基本計画の進捗状況、栽培漁業のあり方検討

27日、はこだて・ブリ消費拡大推進協議会

29日、道干潟ビジョン策定検討会(根室振興局)

= 単協役員改選 =
[落石漁協]中野勝平組合長が退任、新組合長に庄林満理事(3月22日)


日ロさけ・ます漁業交渉が妥結 サケ・マス漁獲枠前年同、曳き網の試験操業も継続

2019-03-26 09:28:13 | ニュース

 日本200海里水域内のサケ・マス漁業の操業条件を決める「日ロ漁業合同委員会」が3月18日〜22日までモスクワで開かれ、漁獲枠は前年と同じ2,050トンで妥結した。漁業協力費は2億6,412万円~3億13万円の範囲(前年2億6,484万円〜)で下限が72万円減額された。このうち、シロザケは500㌧で、その他カラフトマスなどが1,550㌧。サケ・マス流し網漁船が所属する太平洋小型さけ・ます漁業協会によると、昨年の操業隻数は47隻で、4月10日から出漁し7月始めまで813㌧・4億4100万円を水揚げした。いずれも前年の6〜7割にとどまった。

 また、ロシア200海里水域のサケ・マス漁業の操業条件を決める日ロ政府間協議は、昨年に引き続き、漁船1隻による曳き網の試験操業を行う。漁獲割当量は前年と同じ95㌧だが、ベニが30㌧(前年25㌧)に増加。その分入漁料は2,432万円と75万円引き上げられた。操業期間は6月1日〜7月31日のうち30日間となった。