道漁業就業者支援協議会(阿部国雄会長)は、2月25(土)午後からホテルライフォート札幌で「北海道漁業就業支援フェア2023inさっぽろ」を開催し、10代、20代の若者を中心に15名の志願者が集まった。現役高校生をはじめ、同時開催していた福岡フェアからのオンライン参加、本州からの来場者もいた。浜からは人手不足を反映しホタテやコンブの養殖、サケ定置、各種刺し網、かご、採介藻漁業など石狩、後志、渡島、胆振、日高、宗谷、留萌管内の15漁協・37団体(ブース)が出展した。面談の結果、指名された参加者が、親方とのマッチングでお互いの意志を確認できれば、浜での長期研修に入る。
今シーズンの日本海沿岸のニシンは5千㌧を記録した昨シーズンより来遊ペースが速く、道水産林務部水産振興課普及指導員の取りまとめによると、2月10日現在の漁獲数量は、後志北部が余市郡漁協97㌧・小樽市漁協229㌧の計326㌧、石狩管内が石狩湾漁協本所119㌧・同厚田支所181㌧・同浜益支所154㌧の計454㌧となっている。留萌・宗谷両管内を含めた1月からの累計漁獲量は786㌧。後志北部は前年同期比207%、石狩は同216%と前年を大きく上回るペースとなっている。石狩湾漁協本所で漁業者に聞くと「今シーズンは厚田、浜益の方が好調。魚体はかなり大きい」と高齢魚の来遊が続いているようだ。
道総研中央水試による2月上旬の漁獲物調査では、組成は大型個体が中心で、メスの卵巣はほぼ完熟状態、オスも多くが放精直前だった。札幌市中央卸売市場には石狩産ニシンが継続的に上場されており、20日の上場数量は約48㌧。キロ単価は中値で475円と、前年同日より約100円安で取引されている。
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25日(土)、札幌で「2023北海道漁業就業支援フェア」
道漁業就業支援協議会と道は25日正午からホテルライフォート札幌で「2023北海道漁業就業支援フェア」を開催する。
このフェアは漁師になりたい人と漁師を育てたい人との相談会として毎年開かれている。今回は38の漁業団体が出展し、来場者と面談する。指名を受けた人が双方のマッチングに成功すれば、浜での実地研修を受けることができる。オンライン参加も可能で、㈱北海道アルバイト情報社「北海道の人、暮らし、仕事。くらしごと」のサイトから申し込む。当日は参加自由で、問い合わせ先は011-280-3007(担当:渡邉、米田)まで。
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