1月10日から解禁された日本海ニシン刺し網は、2月中旬に入って大幅に漁獲を伸ばし、1,600トン台に達した。前年最終(1415トン)を250トン、17.7%上回る豊漁となっている。今月11日から20日までに828トンを漁獲し、特に厚田は343トンを水揚げした。
道水産林務部水産振興課普及指導員がまとめた2月20日在の累計漁獲量(刺し網・定置網)は、1,665トンで前年同期の135.5%。後志が464トン、石狩が1,201トンとなっており、主要産地は前縁最終を上回った。漁協支所では、小樽市が339トン、石狩湾漁協の石狩支所で440トン、厚田本所で559トン、浜益支所で202トンと水揚げがまとまった。そのほか、東しゃこたん漁協が66トン、余市郡漁協59トンとなっている。