道水産物検査協会(小倉啓一理事長)は、3月末(平成30年度最終)のコンブ格付実績をまとめた。3月分の実績は589㌧(前年486㌧)で、累計では1万5,161㌧と29年度に比べ1,901㌧・14 %増加した。
主な生産地では渡島が前年同期の3%減産で4,398㌧、日高が同6%増の2,780㌧、釧路が同23%増の3,689㌧、根室が同44%増の3,127㌧、宗谷が同35%増の936㌧となっている。
銘柄では、渡島のマコンブ(天然)が大減産だったほか、日高コンブ(ミツイシ)は昨年並み、リシリコンブ、道東のナガコンブが豊漁で、特に根室の生産が良好だった。