水産北海道ブログ

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日ロ地先沖合漁業交渉が妥結 漁獲枠7万7,500㌧、ロシア側サバ・イワシを増枠

2019-04-08 21:54:04 | ニュース

 日ロ双方の200海里内の操業条件を決める地先沖合漁業交渉が5日、漁獲割当量を7万7,500㌧と前年より1万2,500㌧増加させる内容で妥結した。ロシア側がサバ、イワシの大幅な増枠を求め、交渉は難航し、昨年12月の東京に続いて4月5日から開かれたモスクワでの交渉でようやく合意に達した。

 相互入漁の主な魚種別の割当量は、日本側がサンマ5万9千㌧(前年5万3,020㌧)、スルメイカ5,617.9㌧(同6,188.25㌧)、マダラ1,275.5㌧(同1,108.8㌧)と、サンマが約6千㌧増えた。これに対し、ロシア側は前年4万5千㌧だったイワシ・サバを、サバ5万1,500㌧、イワシ1万1千㌧に増やしたほか、イトヒキダラ1万5千㌧(同1万8千㌧)が主なもの。

 日本側がロシア側に支払う協力費は7億871.5万円と前年(7億4,980.1万円)より約4千万円減額された。日本側の総隻数は592隻(前年546隻)、ロシア側が89隻(同89隻)。

 また、有償入漁は漁獲割当量1,062.2㌧、総隻数22隻、見返り金4,112.2万円と前年と同じ。


月刊水産北海道4月号が出ます!

2019-04-08 11:26:42 | 月刊水産北海道

4月は春スタートの季節。ちょうど統一地方選挙に当たり、選挙が終わってからが本格的な新年度が始まる感じです。

果たしてどんな風に北海道が変わり、進んで行くのか、地方政府の政治に目が離せない1年となりそうです。

漁業法は70年ぶりに大改正されたましたが、水協法に基づく漁業協同組合も同じ時期に発足しており、70周年を迎えます。

オホーツク海に面する網走漁協は、70周年記念式典を行ってこの間の歩みを振り返りました。

連合会も含め、漁協系統の歴史は貴重なものであり、激動期であるからこそ、振り返っておくことがこれからの歩みに糧となるでしょう。