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水産生物部 [山形県立加茂水産高等学校]
水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!
そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!
イワノリ養殖中間報告
2021年11月18日 21時16分46秒
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残念な結果と思っていた漁港を利用したイワノリ養殖。
長い物を10本引き抜いたところ、満更でもない結果でした。
↑想定通り。(嬉)
自然界ではようやくイワノリが出てきました。
収穫はまだの状態。
ところが、排水口付近の一部では著しい成長がみれています。
つづく
イワノリ実験場の復旧
2021年11月13日 15時58分38秒
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時化を超え、復旧準備に入ろうと実験場の整備にとりかかったところ、奇跡が...。
二重虹。
今のところ苦戦中ですが、未来は明るい兆し❓
イワノリ実験について
2021年11月11日 14時22分25秒
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漁港斜路を利用したイワノリ養殖実験は開始して2か月近くとなりました。
昨年の実験では、今頃は収穫できる大きなに成長していました。
↑ 実験の成功を予兆させる実験当初の写真
これまで7年を費やし成功を確信していました。
ところが、イワノリ幼体は自然界より早く確認できましたが、生育面積、生育速度共に予想外の結果となっています。ネガティブな感じです。
原因は直射日光と思われます。強すぎる日光は成長を阻害すると考えられます。
すると、これからが成長の本番と思えます。
しかしまたしても壁が・・・
↑ 高波対策で、水中ポンプを陸揚げして万全の対応でしたが、早朝の漁業者さんの電話連絡で
ホースが流されていることを知りました。ビックリ仰天で朝から対応に追われました。
漁業者さんには感謝です。
タマミルウミウシ
2021年11月10日 20時32分57秒
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水産研究所でフサイワヅタの栽培実験をしています。
沖縄で海ブドウといえば、クビレヅタをいいますが、近縁種の海ブドウの仲間です。
クビレヅタがデラウェアに対して、フサイワヅタはキョホウぐらい玉の大きさが違います。
そこにウミウシが生息しているとのことで分けていただきました。
タマミルウミウシというそうです。
...海ブドウに似ている。
エサは海ブドウ。
擬態ですね。
冬の足音
2021年11月10日 20時29分50秒
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雪はまだ降っていませんが、陸封型ウキゴリが生息する上池は紅葉ピークを迎え
冬の足音はそこまできています。
季節の移り変わりと嵐
2021年10月23日 12時27分08秒
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先日の嵐で大時化。
イワノリ養殖場の対策も不安の中、無事回避。
季節の移り変わりもあり
高館山中腹から加茂の山をみたところ
風に当たった面と裏側で季節交代?が起きていました。
鳥海山初冠雪と鮭
2021年10月19日 11時49分27秒
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海から鳥海山の初冠雪を拝み。
川では鮭の人工授精の実習。
冬がそこまできている。
今年の金魚
2021年10月03日 15時37分49秒
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遊佐町阿部さんの庄内金魚を教材用に継代飼育し、今年もいい金魚が生産されました。
昨年度より、庄内金魚とリュウキン?だったかの掛け合わせで産出された「タマサバ」も継代飼育を開始しています。
これは、金魚の品種改良についてイメージできるかなと導入したものです。
↑タマサバです。
庄内金魚の紅白模様ですが、ズングリしているのが特徴です。
沢山生産できたのは良いのですが、問題が...。
それは、欲しいという生徒が極めて少ないことです。
数年前に沢山欲しいという生徒もいたのですが、熱帯魚の餌用だったり複雑です。
遊佐町の生産者も多い時は20軒?と多くいたのが今は阿部さんだけとなったのは時代の流れもあるのでしょう。
価値のわかる方に多く
飼育して貰いたいものです。
by顧問
イワノリ養殖実験稼働中
2021年09月27日 19時09分17秒
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イワノリ養殖装置稼働中です。
内容は、9月中旬〜10月一杯?海にノリの胞子が混じります。
それを、本来は波が届かない漁港斜路に人工的に付着させて、2ヶ月後にはイワノリで埋め尽くそうというものです。
サブテーマは 漁港の斜路はノリ畑 です。
現在、他の海藻がつかないように、日中限定で水中ポンプを稼働してイワノリ優位の状況を作っているところです。
大きな水中ポンプの初期投資だけではなく、200V電源設置、侵入禁止枠の設置等、4名の部活動とは思えない程のお金が動いています。
もう一つの実験は、基質として、車のエアーバッグ生地の再利用生地と間伐材のスギ板を設置して、コンクリートと比較することを行なっています。
これは最終的に陸上養殖を見据えたものです。
気になる方は、油戸漁港へ行ってみてください。多くの情報が落ちています。
by顧問
キタノスジエビの親と子
2021年09月25日 18時21分44秒
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これまで下池のスジエビに興味があり密かに飼育してきました。
これが格好いい❗️
ところが、川にいるスジエビは一回り大きくなり、より格好いいと思っていました。
なぜ大きくなるのか?
ヤマメ理論で海に降るとサクラマスになるように、海に降ると大きくなるんだろうと思っていました。
生息している川は、決まってウキゴリが生息できる流れが緩い場所でした。
これはウキゴリ類研究で採集してきた経験が生きています。
それが実は最近になって新種となり、キタノスジエビという和名がついていました。
別物でした。納得です。
春に孵化したものを飼育してみました。
スジエビは淡水で簡単に稚エビまで育てることに成功していますが、キタノスジエビは孵化後すぐに死にはじめました。
そこで海水に変えてみたところ、結構な数が生きてくれました。
スジエビは記憶が少し飛んでいますが、1ヶ月もあればゾエア(幼生の呼び名)から稚エビになっていたはずが、それよりも長いゾエア期を経て稚エビとなりました。
自然界では淡水域で採取されますが、水槽内では海水そのままで大ききなりました。海水だけでいけています。
川にのぼる意味ってないのかもしれません。
それが、写真の小さいやつです。大きいのは2年目の親です。
生き物は奥が深い。
by顧問
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