水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

新しい植林の提案 by顧問

2008年06月02日 23時01分50秒 | Weblog
 ここのところ部員の登場がメッキリ減っていますがご了承ください。

 さて話は変わり、渚を歩いていると何故かクルミを多く拾います。

 どこから流れてくるのかは良くわかりませんが、山であることは間違いありません。

 昨年の出来事ですが、油戸の砂浜で植物を引っこ抜いたところ根にクルミの殻が付いていたことから渚のクルミが生きていることを知りました。

 そこで4月、発泡スチロールに砂を敷き詰め10個のクルミを植えてみました。
 そして少し時間が経過し、その存在すら忘れていました。

 金曜日ふと見ると、3本のクルミが芽を出していました。
 少し感動しました。

 更に考えました。
 これを植林に使えないか?

 「山から川を介して海に流れたクルミをもう一度山へ返そうプロジェクト。」

 渚で100個のクルミを拾い、砂浜に植えると30本の苗ができる。

 そのままだと枯れてしまうので、山へ移植。

 更に成長し実がなれば食べられる。


 山・川・海のつながりも体感できて、緑を増やして、少し食べる。

 どうでしょう?「渚のクルミ」

 

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2 コメント

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逆の発想? (MKT)
2008-06-02 23:25:27
山を育て、それは海を豊かに・・・
とは良く耳にすることですが、

海で得たものが山に戻るというのも面白い発想ですね。
海に浸したくらいでは発芽に影響が出ないのですね。

「海で拾う」というのが最大のキーですね。
渚のクルミですか。
うーん、面白いと思いますよ!
意外にブランドになったりして(笑

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いいとおもいます! (MANTA)
2008-06-24 08:58:32
すごくいい試みだと思います。
・教育的だ(子供でも出来るし、分かりやすい)
・ロマンがある(このくるみはどこから来たのだろう?)
・役に立つ(砂の流出を防ぐ防砂林になる。CO2吸収など)
3つくらいのメリットがあって、しかも「渚のくるみ」っていうネーミングまで考えておられるのならばバッチリだと思います。テーマソングはミスチルの「くるみ」で!
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