水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

県高等学校科学系部研究発表会

2008年12月11日 21時45分44秒 | Weblog
 今日、山形県立霞城学園高校で県研究発表会が開催されました。

霞城学園高校は、霞城セントラルビルの中にあります。

 以外にみんなビックリします。

 当初、私(顧問)もビックリ!

 

 セントラルビルはクリスマスムード一色。

  
 本校からは3つのテーマで発表。

 結果は、明日。

 

 大発表です。

 本当に大発表です。

明日から後期中間テスト

2008年12月04日 17時12分06秒 | Weblog
今日は良い天気でした。

鳥海山の雪もずいぶん里へ落ちてきている模様。

海はというと、漁師さんが加茂港でハタハタの刺し網を投下されました。

沿岸のハタハタ漁は季節の風物詩になっていますが、漁獲量は年によって大きな変

動があります。昨年は芳しくありませんでした。


加茂水産高校でも来週からハタハタの刺し網をセットし、生きている個体は人工授精用で教材となります。


さて、部活動のほうは明日から後期中間テストでお休みとなります。

テスト明けの11日は「山形県科学系部研究発表会」が霞城学園高校で開催されます。

発表テーマは3つと練習にも熱が入るところですが、とりあえず勉強に集中です。





油戸川のサケ  by顧問

2008年12月02日 22時24分02秒 | Weblog
 昨日の通勤時の朝、油戸川の橋に多くの人が集まっていました。
 
 すぐに判りました。サケが遡上していることを。


 油戸川はとても小さい川ですが、一時的な増水時は極稀に遡上してきます。

 もちろん産卵はできません。

 そんな生まれた川(母川)以外の川に入るサケを間抜けなようですが「迷いザケ」と言っています。

 しかし、そのサケは迷っていないと思います。

 
 水産生物部の調査から、春の油戸川にはサケの幼魚が大量に遡上していることが判っています。


 どこから?

 他の河川からでしか考えられません。

 きっと海に出てみたは良かったが、川恋しくて一時的に油戸川に寄ったのでしょう。そんな幼魚からしてみれば油戸川も「大河」です。

 そして、大きくなって産卵の為に母川に近づいたとき、油戸川が記憶の片隅にあり遡上したのでしょう。それは正しい記憶であり、迷ってなどいなかったのです。




 たぶん。

 
 

朝の絶景

2008年12月02日 09時03分31秒 | Weblog
白山島と鳥海山

 今日は先日お伝えした水族館で展示をしているマコンブの幼体を採りに行きました。

 今回採ってきたのは以前のブログ(11月27日)でお見せした、付着器についたマコンブの幼体です。だいぶ成長してきたようなので、これからはロープに吊るし、海面養殖に切り替える予定です。


 庄内地方では、マコンブは冬の時期にしか生息できる環境がありません。
なので、夏になる頃にはほとんど枯れてしまいます。

 もし、このマコンブを水族館との協力で毎年収穫できれば、加茂水産高校のマグロと並ぶ新しいブランドになるかもしれません。

皆さんも加茂水族館にお立ちよりの際は、クラゲとともに水槽内で活発的に繁殖したマコンブが展示してある根魚の水槽もご覧になって見てください。


 byS.H(新部長)
 





11月28日のブログの続き

2008年12月01日 16時33分21秒 | Weblog
 11月28日のマグロ延縄漁業実習のブログの続きを書きたいと思います。
今回の第50次航海で獲れた最大のメバチマグロの全長と体重は、約190cm、約90kgもありました。自分よりも大きい魚が釣れたときにはかなり驚きました。
この他に獲れた魚は、キハダマグロ、マカジキ、メカジキ、クロカワカジキ、シロカワカジキ、フウライカジキ、バショウカジキ、カマスサワラ、アカマンボウ、ビッグ・スケール・ポンフレット(別名エチオピア)、ヨシキリザメ、アオザメ、オナガザメ、シイラ、ミズウオ、カラスエイなどが獲れました。クロカワカジキやアオザメやオナガザメなどは2mを超えるものも何匹かいました。操業中にはたまにトビウオが飛び込んできたことも何度かありました。この航海でマグロの心臓や胃袋、アオザメの干物?的なものも食べました。どれも思っていたよりもとてもおいしかったです。

byN.T